「みぃたん」は「みー太郎」の生まれ変わりなの?

文字数 755文字

 みー太郎が亡くなって2年余り過ぎた頃、気まぐれで見ていた「猫の里親募集」。
 その中に、みー太郎そっくり(かも知れない)仔を見付けました。
 白キジ、パッツン、ちょびひげ…、生後1か月にも満たない写真だったけど、だけど何と言っても「目」がみー太郎そっくりだったのです。それで速攻で里親を申し出ました。
 募集されていたのは隣県で、電話で話し、数日後には特急に飛び乗り、いそいそと迎えに行きました。特急と言っても、途中には全国屈指の「秘境駅」があるような路線で、片道3時間半ほど。しかも集中豪雨の影響で列車は遅れました。
 だけど何とか連れて帰ることが出来ました。途中ではその仔はケージの中で豪快に爆睡していました。家に着くと食欲旺盛だし。
 名前は「みぃたん」にしました。
 それからすくすくと育ち、みー太郎そっくりに悪ガキで、暴れん坊で、だけどメロメロに懐いてくれて、そして先日、生後10か月ほど過ぎた頃、去勢手術を終えました。
 私はたくさんの仔を育て、そしてたくさんの仔を天国へ見送って、だからもはやペットロスなんかにはならないぜ!なんて思っていましたが、みー太郎が死んだときはめちゃくちゃ堪えました。みー太郎が死んだことが受け入れられなくて、時々みー太郎が眠るペット霊園に行き、手を合わせました。
 現在、みー太郎が亡くなって3年近く。そして生後10か月のみぃたんは、本当にみー太郎そっくりです。
 ちなみにみぃたんは、みー太郎が暮らしていたのと同じ場所で暮らしています。トイレも同じです。
 そんなこんなで、みー太郎とみぃたんが私の心の中で同化してしまって…、何だかとても複雑で不思議な感じです。
  左がみぃたん、右がみー太郎(YouTube動画より)

  画像を加工し「前髪」を同じ(左右逆)にしたらよけいにそっくりに


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