わかめの現状

文字数 763文字

 鼻炎、口内炎がひどく、鼻呼吸もままならず、口の中はただれ、よだれだらだらの状態で、もちろん全く食べないし、ぐったりしてるし、これで終わりかなと思っていました。

 だけど、弱っていたのを逆手に取り、強引に洗濯袋に押し込み、袋のネットに鼻を押し付けるようにして、ハナビ君のインターキャットの残りをネット越しに鼻の中へじゃーっと流し込みました。すると数時間後にはずいぶん鼻の状態が良くなり、食べたそうな顔をしていたのでチャオチュールを与えると少しずつ食べ始めました。
 これならインターキャットの点鼻はいいかも、と考えました。だけど通常のわかめを洗濯袋に入れるのは至難の業です。

 それで私は洗濯袋を改造しました。延長するのです。
 猫用の、きんちゃくみたいなネットで、入り口を紐で閉めるってのを以前から持っていましたが、奥行きが浅すぎて、わかめは足とか出して抵抗し、使えませんでした。
 だからこのきんちゃくネットの底を切り、洗濯袋のチャックを開け、それらをワイヤーと糸で連結しました。

 こうすると奥は洗濯袋の行き止まり。入り口はきんちゃくネットになり、奥行きは90cmほどになります。これだとわかめの首根っこを掴んできんちゃくネットに押し込み、ある程度入ったら袋をななめに持ち上げると、わかめはずるずると、奥の洗濯袋まで落ちます。あとはきんちゃくの紐を閉めます。
 これでほぼ完ぺきにわかめを洗濯袋に入れられるようになり、それ以来週2回ずつインターキャットの点鼻をやっています。それでとりあえず今は歩き回り、流動食を完食し、まずまずの状態です。
 わかめには鼻炎と口内炎があったわけですが、インターキャットは点鼻だけです。でも口内炎もずいぶんと良くなっています。つまり鼻炎と口内炎は密接な関係にあるということです。

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