口内炎のわかめにチャオチュール緑茶水、名付けて「茶オチュール」

文字数 1,128文字

 わかめには本当に苦労しているのです。
 ひどい口内炎、鼻炎で、あんな性格で、投薬も獣医さんに連れて行くのも極めて困難。
 そういうことのため洗濯ネットも活用し、何度か受診や投薬もしましたが、もう洗濯ネットを見るや物陰に隠れるし、それから私を疑いの目で見るようになり、7年かけて築いて信頼関係も失われようとしていたのです。
 わかめの話はたくさん書きましたが、万策尽きたとも言えるのです。

 それで、さんざん悪戦苦闘して、だけどもう、前に書いた「ベストサポーティブケア」がベストかなと思って様子を見て、まあまあ食べられているのだけど、だけどはたと思いついたのが、ハナビ君に試したチャオチュール水!

 わかめは口内炎で、口の中は不潔で、どす黒いよだれも出ているんです。
 だけど投薬も何もかも困難な仔なので、せめて飲水量を増やすべく、尿路結石持ちのペコちゃんに与えているpHコントロールを、わかめにも食べさせているのです。

 このフードは高価だけど形状が丸くて飲み込みやすいみたいで、しかも猫たちには「おいしい」と評判です。
 猫部屋ではペコちゃんの食べ残しに他の仔が殺到するくらいです。
 それでわかめにも与えているのです。とにかく食べることが優先だし、水分を摂ってくれればとも思って。
 だけどさっき、ショートショートのネタを思いつくみたく思いついたのがチャオチュール水なのです。

 試しにチャオチュール半分ほどに、水20㏄程度を混ぜ、与えたらぺろぺろと食べて(飲んで)くれました。
 そうすると水を飲むわけだから、口すすぎの効果があるわけですよ!
 これ重要!
 とにかく慢性的な炎症には、局所の洗浄が効果的ですからね。
 それからその水に10%くらいの緑茶も混ぜてみると、ちゃんと飲んでくれました。カテキンの殺菌作用にも期待できます。
 すなわち「チャオチュール緑茶水」
 それでわかめには、1日4回くらいチャオチュール緑茶水を与えていくつもりです。
 あんなわかめの口内炎には、これが「ベストサポーティブケア」かな。
 かりかりは食べられているし、わかめちゃんもっと良くなっておくれ!

 追伸 チャオチュールに緑茶そのままかけて指で混ぜてトロトロにしたのをわかめは食べて(飲んで)くれました。
 つまり「茶オチュール」
 そういえばチャオチュール緑茶水を始めてから、わかめの口に付いたどす黒いよだれは無くなっていました。これいいかも♪

             保護施設にいた頃のわかめ 
             恋人のミルクティー先生と





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