かぶちゃんのバセドウ病

文字数 814文字

 拙著絵本「かぶおてがら」のかぶちゃんは、現在16歳のキジ猫です。
 そのかぶちゃんは、ここ1年くらいでどんどん痩せてきていたけれど「老猫だから」などといい加減に考えていました。

 で、結論から言うと、かぶちゃんはバセドウ病(甲状腺機能亢進症)でした。
 甲状腺ホルモン(T4)が異常高値でした。
 それでメルカゾールの内服治療を開始しました。
 
 メルカゾールは人間用と同じものですが、もちろん猫には少量となり、かぶちゃんの場合、適量は一日四分の三錠となりました。

 で、そういう微妙な量を与えるには、薬を割らないといけないけれど、それはなかなか難しく、で、近所のハート薬局さんに相談したら粉にして分包してくれました。
 その粉をチャオチュールに混ぜて与えています。


 それで、ご参考までに、かぶちゃんの症状を書いておきます。

 異常な食欲
 にもかかわらずどんどん痩せる
 甘えん坊さんになった(乱暴になる仔も)
 夜中に「ごろにゃ~~~ん♪」とお歌を歌う
 目がぱっちり

 それでも「よく食べる」のはいいことだ。
 痩せるのは歳のせいだ。
 甘えん坊さんも、目がぱっちりもかわいいし。
 で、お歌は、「かぶちゃん、お歌上手だね」とかのんきに構えていたのです。


 だけどあるときから食欲がなくなり、下痢をし、よく吐くようになって、そして衰弱していったのです。
 それで、高齢だし天寿が近づいたのだろうな、とか思っていたけれど、やっぱり心配だから獣医さんに連れて行ったらバセドウ病が判明したのです。
 それで治療を開始したのです。


 バセドウ病以外にも、腎不全とか糖尿病とか、いろいろ病気がありますので、猫が体重が減り始めたら、出来たら早めに獣医さんに連れていきましょう。

    えほんかぶおてがらのかぶちゃん


ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み