わかめを獣医さんに連れていく最終手段

文字数 955文字

 最終手段…、というと少々大袈裟ですが、かつて拙著「ブチ猫のミッキー」にてご紹介した方法ですが、これをわかめに試そうかと思っています。
 というのは、わかめの爪が豪快に伸び、再び肉球に刺さってしまう可能性があり、遅かれ早かれ獣医さんで爪を切ってもらう必要があるからです。

 で、抱っこの修行でも書きましたが、わかめは完全な抱っこが出来ず、もちろん爪切りも出来ません。
 それで上記の如き事態になってしまったのです。

 で、以前は成功した洗濯袋作戦を試みたのですが、大失敗でした。
 わかめも「学習」していたのです!

 とにかく袋を被せるや、「ぎゃ~~~~っ」っと言って逃げ出しました。
 それで獣医さんの予約はキャンセル!

 じゃ、どうやって?
 だから「とっ捕まえかご」作戦です。それは野良さんだった頃の「ブチ猫のミッキー」を捕獲したときの方法です。


 まず、やや大きめのケージを用意。
 そしてそのいちばん奥に餌を置き、毎日ここで食べさせるのです。

 実はうちの猫部屋では、尿路結石のペコがペーハーコントロール、わかめが口内炎で流動食、ミッキーとたぼは普通食(メディファス)ですが、各々食べ物が違うので、食事は決まったケージの中でさせています。

 で、現在わかめは自由な場所で流動食を食べていますが、これを特定のケージで食べるように習慣づけます。
 予定としては、猫にはやや大きい「うさぎのケージ」を使います。
 それで、うさぎのケージの一番奥にフードを置き、いつもここで食べるようにするのです。
 
 それで、獣医さんに連れていく日は、ケージに入ったら、そっとケージの入り口を閉じます。
 これで身柄を確保!
 獣医さんに連れていけます。

 だけど麻酔しなければいけませんので、これでは絶食になりません。
 でも、以前書いた、わかめの口内炎の話で、ごく少量のチャオチュールにインターフェロンの粉末を耳かきいっぱいのせてから食べさせるという話をしました。

 だからごく少量のチャオチュールを食器に入れ、それをケージの一番奥に置けばそれを食べてくれ、しかもケージ内に身柄を確保でき、しかも限りなく絶食という条件もそろう訳です。

 そして獣医さんに連れていき、麻酔をかけ、爪切りを…


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