里親募集の仔もみてくださいね

文字数 949文字

 私が子供の頃、両親がワイヤフォックステリアという、今では珍しい犬種のブリーダーを半分趣味でやっていて、母犬は2匹で、一度に10匹以上生まれて、しかもわがままなお母さん犬だったものだから、生まれてしばらくすると育児放棄で人工栄養となり、それで小学生だった私は一日6回くらい(学校へ行っているとき以外だけど)哺乳瓶で哺乳したわけですよ。
 で、そのときの経験はタボちゃんの哺乳で生かされた訳だけど、そして2か月くらいに育ったらペットショップに卸すわけです。
 あんなにいた子犬たちがいきなりいなくなる。それはとても寂しかった。だけどペットショップの人は、動物好きのとてもいい人だったと記憶しています。

 ところで話は変わって、里親募集の猫を引き取るとき、猫を買える環境かってことを厳しくチェックされます。そして60歳を過ぎた人には譲ってもらえません。猫より先に死んじゃうかも知れないから。
 それから、「終生責任をもって飼育します」という誓約書を書かされます。
 そして諸経費はワクチンとか、避妊去勢とかで2~3万円くらいで、あと、カンパを1万円くらいするかしないか。
 ちなみに、私の住んでいる市に「動物保護センター」があって、それは殺処分される仔を少しでも減らそうという試みなのです。だけどそこでは、里親を求める猫がもう完全に飽和状態で、だから危機的状態なんです。
 だから猫を飼いたいという人は、そういう所、つまり里親募集とか、譲渡会とかにも足を運んで頂ければと思います。それはたくさんの猫の里親になった私の気持ちです。
 ペットショップで買うか、里親募集の仔を飼うか、それはあなたが決めてください。
 というか、猫を飼いたいなら、里親募集の仔も、せめて選択肢の一つに入れてほしいのです。
 それと、これは何かで読んだのですが、ペットショップで里親募集にも取り組んでおられるところもあるようです。それでは商売にならないかというと、キャットフードとか、いろんな猫グッズの販売が見込めるので、そうでもないという話でした。そういうところもあるんですね。
 もちろん、私はペットショップは好きです。私だって、ペットショップの仔犬、子猫を見るのも大好きだし、随分前にミニチュアダックスの仔をペットショップで買いましたからね。






 
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