第140話 ノット・ロシアン

文字数 296文字

ところで、かーくんの具はなんなんだ?
えっ? えっ? た、ただのごま塩だよ……?
何あせってるんだ? かーくん。なんか怪しいな
あ、怪しくなんかないよ? あっ、のぞくなよぉー
ああーッ! なかに入ってるぞ。しかも、これは……鶏そぼろだ!
わあっ、見るなよ。猛ぅ
よこせ。鶏そぼろ
ダメぇー。これは僕の!
ズルイぞ。かーくん。自分のだけ見わけできるようにして
だって、そぼろが一個ぶんしか残ってなかったんだよぉー
兄ちゃんにくれ
いいじゃん。ツナマヨも好きなんだろ?
肉こそ、わが至高
僕だって肉が好きなんだよ!
かーくん、猛さん。ケンカはやめてね?
はい
うん
そぼろは僕が没収します
ええっ……
ええっ
蘭。おまえも悪やのぉ
ふふふ
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登場人物紹介

東堂薫(かーくん)

京都五条の町屋で兄の猛と蘭さんといっしょに暮らしている。アパレルショップ店員。

東堂猛(兄)

顔も頭も運動神経もいいけど、ちょっと残念なほどのブラコン。

九重蘭

絶世の美貌の友人であり、同居人のミステリー作家。

男ですよ。

三村鮭児(みむらけいじ)

大阪の友達。ときどき遊びに来る。

ミャーコ

うちの愛猫。猛になつかない。蘭さんが大好き。三村くんを敵だと思っている。

真顔の蘭さん

得体の知れない何か

得体の知れない何か2

ちゃるちゃる

長年、愛されるおサルのぬいぐるみ

得体の知れない何か3

トラ

オウム

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