第111話 ハロウィンでなくても、わんこ

文字数 203文字

いいなぁ。僕も餌付けしてみたい
蘭さん。ダメぇー。これは僕が作った唐揚げだから、僕の権利なのぉ
わかりました
 数日後。
まいどー。大丸百貨店です。神戸牛A5ランク十キロお持ちしましたー
えっ? A5ランク? 牛肉? 知らないけど……
あっ。かーくん。僕が頼んだんですよ。配達、ご苦労さま
ありがとうございます。また、よろしくお願いします
はいはい
高級肉!
A5牛がなんだって?
かーくん。猛さん。今日は焼肉ですよ
わん!
わん!
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登場人物紹介

東堂薫(かーくん)

京都五条の町屋で兄の猛と蘭さんといっしょに暮らしている。アパレルショップ店員。

東堂猛(兄)

顔も頭も運動神経もいいけど、ちょっと残念なほどのブラコン。

九重蘭

絶世の美貌の友人であり、同居人のミステリー作家。

男ですよ。

三村鮭児(みむらけいじ)

大阪の友達。ときどき遊びに来る。

ミャーコ

うちの愛猫。猛になつかない。蘭さんが大好き。三村くんを敵だと思っている。

真顔の蘭さん

得体の知れない何か

得体の知れない何か2

ちゃるちゃる

長年、愛されるおサルのぬいぐるみ

得体の知れない何か3

トラ

オウム

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