前のエピソードへ「第１０話　　熟年夫婦」

第11話結界

文字数 200文字

ああっ！ど、どうしようぉ。けっ、結界があるー。兄ちゃんの部屋の前にぃ

かーくん。何バカなこと言ってんだ。ミャーコが座ってるだけだろ？

あっ！兄ちゃん。さわっちゃダメ！それは結界だよ？

また変な遊び始めたな。ほら、ミャーコ。どくんだ。どかないとダッコだぞ

ミャー

じゃあ、ダッコな

あッ！兄ちゃん。ダメだって！

わーッ！

ミギャアーッ！

　兄と愛猫は落雷に打たれた（兄の発する静電気だけど）。

……だから言ったのに

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です）

★いいね！

ファンレターを書く

次のエピソードへ
第１２話　　もしも、かーくんが三つ子だったら

東堂兄弟の会話集〜ほのぼの日常〜

涼森巳王（東堂薫）

作品お気に入り

登場人物紹介

東堂薫（かーくん）

京都五条の町屋で兄の猛と蘭さんといっしょに暮らしている。アパレルショップ店員。

東堂猛（兄）

顔も頭も運動神経もいいけど、ちょっと残念なほどのブラコン。

九重蘭

絶世の美貌の友人であり、同居人のミステリー作家。

男ですよ。

三村鮭児（みむらけいじ）

大阪の友達。ときどき遊びに来る。

ミャーコ

うちの愛猫。猛になつかない。蘭さんが大好き。三村くんを敵だと思っている。

真顔の蘭さん

得体の知れない何か

得体の知れない何か２

ちゃるちゃる

長年、愛されるおサルのぬいぐるみ

得体の知れない何か３

トラ

オウム

ビューワー設定

背景色

白
黒
生成り
水色