第141話 ★おうちでロシアン

文字数 260文字

おーい、みんな〜

昼ごはんできたよ〜

おっ、なんだ、なんだ?
おはようございま〜す
飯や、飯
は〜い。おうちでロシアンおむすびだよ〜
…………
…………
…………
大量のにぎり飯
ロシアンってことは?
中身がわからんのやな?
うん! それだけじゃないよ。


なんだ?
イヤな予感がします
イヤな予感しかせーへんな
おむすびの具に一個ずつ大当たりと、大ハズレがあるんだ
大当たりって?
和牛の残りをそぼろ状に炒めてみた!
大当たりだな!
大当たりだよ〜
……ハズレは?
イチゴジャムが入ってる!
…………
…………
…………
かーくん。怖いもの知らずだな
えへへ。

スゴイでしょ〜

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登場人物紹介

東堂薫(かーくん)

京都五条の町屋で兄の猛と蘭さんといっしょに暮らしている。アパレルショップ店員。

東堂猛(兄)

顔も頭も運動神経もいいけど、ちょっと残念なほどのブラコン。

九重蘭

絶世の美貌の友人であり、同居人のミステリー作家。

男ですよ。

三村鮭児(みむらけいじ)

大阪の友達。ときどき遊びに来る。

ミャーコ

うちの愛猫。猛になつかない。蘭さんが大好き。三村くんを敵だと思っている。

真顔の蘭さん

得体の知れない何か

得体の知れない何か2

ちゃるちゃる

長年、愛されるおサルのぬいぐるみ

得体の知れない何か3

トラ

オウム

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