第405話 廃園のトロンボーン、連載開始!!

文字数 1,453文字

えーっと、『廃園のトロンボーン』っていう新連載を始めましたーーーー!!
はぁ、そうやって連載を増やして、完結させた方がいい作品もあるんじゃないですかぁ??
うん、まあ、そうなんだけどさ。話を聞いてよ。
わたし、知ってますよぉ?? 資料読み追いつかなくて、エタるのがすでに目前らしいじゃないですかぁ??
でも!! とりあえず!! 『廃園のトロンボーン』面白いので読んでみて!!
詩のお話なんですよね!?
詩を巡る物語。10代の頃は詩を書いていたからね、その総決算を、今ごろになってする、というのが、僕にとってのこの作品だよ。
恋愛ジャンキーーーー!! って感じなのにしましょうよぉ。詩人と言えば恋愛です!!
特にそういう要素はねーな。
世の中、かなり殺伐としていて、書物のなかにこもるのが一番ですね!! ……と、言うと思いましたか?? もうちょっとこう、現実とリンクさせましょうよ。
これ、10万文字くらいにする予定だし、来年の半ばまで猶予がある原稿だから、だらだらするよ。正直、どう転ぶかわからないよ、自分でも。
やーい、見切り発車ぁ!!
なんとでも言ってくれ。
昨日更新された『文芸部あふたー』、及び今日更新の『廃園のトロンボーン』の誤字脱字、修正しました。ご迷惑をおかけしましたぁぁぁぁ!!
そういや『文芸部あふたー』の話もこの『早退届』で、ちゃんとしてないよなぁ……。

成瀬川るるせ

2023年9月21日 16:15


新連載を始めた。『廃園のトロンボーン』という。

執筆を休む休むと言いながら、ちまちま書いていた作品だ。

僕は中学生時代から詩や作曲をしていて、この作品はそのときのことを考えた集大成になるんじゃないかな、と思う。

ぜひ、お気に入りに登録してほしい。

僕は現代詩の業界が嫌いで、だからこそ書けるメタ批評小説になると思う。


執筆することになったきっかけは、山口県湯田温泉の中原中也記念館に行ったことと、福島県いわき市の草野心平記念文学館へ行ったことだ。

詩について考える機会が出来た。いつも自分が読んで楽しい小説を、と考え小説を書いてきたが、この小説は、苦悩のなかで書いていることは否めない。



僕はぱっとしない作家なのは間違いない。

小説を書くことでハッピーになりたいだけなのだが。


本来なら、少し休んだ方がいいのかもしれない。ほかの連載もあるし、それらを完結させて、しばらく休憩するのがいいんだと思う。


一年前に、20年間寝かしていた私小説を書き上げた。だから休んでいい。けど、詩について、書き残しておきたい。同じサイトで『修羅街挽歌』という連載をしていて、もうすぐ完結予定なのだが、その作品とあわせて、『廃園のトロンボーン』という作品で、「成瀬川るるせ、第一部・完」ということにしたい。


いつでも執筆に戻れる環境には、自分でしておいた。『文芸部あふたー』という作品がそれだ。連作短編集で、ここからまた戻れる。

休んで戻るなら、ここから戻れる。

誤字脱字が増えるときはこころが荒んでるときが多いですよね、ボックスティッシュさんの場合。
そうなんだよなぁ。リフレッシュするよーーーー。人生を楽しむぜ!!
明日がいい日でありますように、ですね。もちろん、これを読んでるみんなにとっても、ですが。
赤いストロー刺してあげる。君にいいことがあるように。あるように。
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登場人物紹介

朽葉コノコ(くちはこのこ):元気いっぱいの女の子。語尾は「〜のだ」である。


佐原メダカ(さはらめだか):ドジっ子。コノコを「姉さん」と呼ぶ。実は本作品の主人公なのでは、という疑いもある。

成瀬川るるせ(なるせがわるるせ):ボックスティッシュとお友達。ほかの作品に出てくるるるせとの統合が上手くいかない、ただのキモオタ野郎。

苺屋かぷりこ(いちごやかぷりこ):ファミレス〈苺屋キッチン〉のウェイトレス。『偽典〜』では活躍したが、『〜モダン天鵞絨』

での存在感はいまいちだったと、るるせは思っている。

鏑木盛夏(かぶらぎせいか):『夢浮橋モダン天鵞絨』で活躍したが、るるせによると「あれは盛夏と壊色の物語の外伝なので、現代を舞台にしてこいつらのことを書きたい」と語って早幾年(はやいくとせ)。

夢野壊色(ゆめのえじき):昔は書いててラクなキャラだったが、無駄に『百瀬探偵結社〜』などに登場するため、イメージ崩さないように書く必要が出てきていて悩んでいるが、それ以上にかぷりこと涙子と壊色の書き分けが厳しい。チャットノベルだからどうにか書けている状態。書き分け出来るくらいに作者の力量が上がることが期待される。

空美野涙子(そらみのるいこ):空美野財閥の一人娘。ガラが悪い。このチャットノベルでは説明出来ない設定の数々に拍車をかけてわけわからなくしている一人である。

雛見風花(ひなみふうか):盛夏の小さな恋人。盛夏と風花が恋人って設定、もはやほかのキャラもレズってることが多いるるせの小説では忘れ去られがち。

長良川鵜飼(ながらがわうかい):壊色の後輩。結構好きなキャラだけど、このチャットノベルでの活用方法が浮かばない。撹乱させるタイプのキャラなので。

白梅春葉(しらうめはるは):殺人鬼。あまりに書きやすい性格をしているので、逆に登場回数を制限したいところ。

谷崎順天(たにざきじゅんてん):こいつと津島尚は、るるせが別名義で出していた電子書籍雑誌の短編や、文学フリマでの同人誌で出てくるが、黒歴史ではある。が、るるせは数回〈転生〉していて、るるせ以前は全部黒歴史だから、困ったものである。

津島尚(つしまなお):谷崎の後輩。こいつら主人公で長編が書きたいが、そんなことを登場人物紹介で書いてどうするのか。わからない。

田山理科(たやまりか):『死神は〜』の主人公。妹のちづちづと知らない町に引っ越し、二人で暮らしを始めたが、ちづちづがどこからか拾ってきた少女・みっしーも同居することに。趣味は絵を描くこと。ペインティングナイフを武器にする。と言いつつ、ペインティングナイフで戦ってるシーンて、見たことねぇ!! と一瞬思ったが、こいつ『パイナップルサンド』の主人公で、戦ってた、そう言えば。

みっしー(みっしー):死神少女。十王庁からやってきた。土地勘がないため力尽きそうなところをちづちづに拾われて、そのまま居候することに。大鎌(ハネムーン・スライサー)を武器に、縁切りを司る仕事をしていた死神である。と、あるが、モデルは『密室灯籠』にて出てくるミシナという登場人物であるのは、ここだけの内緒である。何故かというと、密室灯籠のネタバレになるからである(ドーン)!!

ちづちづ(ちづちづ): 理科の妹。背が低く、小学生と間違われるが、中学生である。お姉ちゃん大好きっ娘。いつもおどおどしているが、気の強い一面をときたま見せる。みっしーとは友達感覚。……と、いう設定だったが、いつの間にかいつもイカソウメンもぐもぐしながら不遜な態度を取るキャラになっていたのであった。

青島空雷(あおしまかららかい):『文芸部は眠らせない』に登場する高校一年生。月天とコンビを組んで執筆活動をする文芸部員。ほかの部員に迷惑をかけないように幽霊部員でいようとしたていた、って設定だった気がする。今じゃ主人公(?)の山田よりずっと人気なキャラである。ていうかもはや主人公では?

蛇蝎月天(だかつげってん):青島の相棒。お笑い好きで釘バットを得物にする不良の域を超えた元・困ったちゃん。今は文芸部で小説書いてる。『文芸部は眠らせない』になくてはならないスパイス。坂口安吾の信奉者って設定があった気がするが、今後その設定が活きるかはわからない。

葛葉りあむ(くずのはりあむ):暗闇坂女子高等学校の生徒。折口のえるの〈フォークロア・コレクト〉を手伝う。気丈な性格。

折口のえる(おりぐちのえる):暗闇坂女子高等学校の生徒。〈バベル図書館〉の〈司書〉。フォークロアを蒐集している。いつもバベル図書館の図書貸し出しカウンターでおだやかに紅茶や珈琲を飲んでいる。お嬢様。

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