第405話 廃園のトロンボーン、連載開始!!
文字数 1,453文字
成瀬川るるせ
2023年9月21日 16:15
新連載を始めた。『廃園のトロンボーン』という。
執筆を休む休むと言いながら、ちまちま書いていた作品だ。
僕は中学生時代から詩や作曲をしていて、この作品はそのときのことを考えた集大成になるんじゃないかな、と思う。
ぜひ、お気に入りに登録してほしい。
僕は現代詩の業界が嫌いで、だからこそ書けるメタ批評小説になると思う。
執筆することになったきっかけは、山口県湯田温泉の中原中也記念館に行ったことと、福島県いわき市の草野心平記念文学館へ行ったことだ。
詩について考える機会が出来た。いつも自分が読んで楽しい小説を、と考え小説を書いてきたが、この小説は、苦悩のなかで書いていることは否めない。
僕はぱっとしない作家なのは間違いない。
小説を書くことでハッピーになりたいだけなのだが。
本来なら、少し休んだ方がいいのかもしれない。ほかの連載もあるし、それらを完結させて、しばらく休憩するのがいいんだと思う。
一年前に、20年間寝かしていた私小説を書き上げた。だから休んでいい。けど、詩について、書き残しておきたい。同じサイトで『修羅街挽歌』という連載をしていて、もうすぐ完結予定なのだが、その作品とあわせて、『廃園のトロンボーン』という作品で、「成瀬川るるせ、第一部・完」ということにしたい。
いつでも執筆に戻れる環境には、自分でしておいた。『文芸部あふたー』という作品がそれだ。連作短編集で、ここからまた戻れる。
休んで戻るなら、ここから戻れる。