第202話 留守番中の事務所からお届けします。

文字数 1,517文字

朝っぱら、誰もいない仕事場の事務所で留守番しているるるせなのでしたぁ!!
一時間弱、時間が余るのでここぞとばかりにこの『早退届』の更新を行うのだ!!
上の写真は事務所ですね。
今週は大変だったのだ。山神社のなんかとか、学生さんが60人来たり、神社の清掃や例大祭準備。今日は、るるせ以外の人員はダムの清掃なのだ。仕事前の早い時間帯にいろいろあるから、眠る時間帯をずらして、体調崩してたのが戻らないらしいのだーーーー。
友達から「忙しいっていいですね」と言われましたね、るるせは。忙しいとなにも考えなくていい、なにもないと無気力になる、と。
ふむ。でも、人生、悩みながら生きることは大切だからなんとも言えないのだ。無気力ってたって、閉鎖病棟の入院患者ではないのだからマシだと思うのだ。だって、それは気力の問題なことが多くて、動く意志さえあればなんと、動くことが出来るのだ。動こうにも一生檻の中で過ごさないとならないひともたくさんいるのだ。
でも、贅沢な悩みとは言えないですよね、悩んでいる主体はもがき苦しんでそう言っているのだろうし。
主観というのは主観である故に、他人には痛みや苦しみが理解出来ないことがほとんどなのだ。苦しみの大きさは、他人にはわからないものなのだ。
成瀬川るるせはみんなから知恵遅れと嘲笑われ、石を投げられながら生きていますが、近所のガキやガキメンタルの奴らから、知恵遅れは人類にとって恥だから氏ね、と言われている苦しみも、なかなか他人には理解出来ないですよね。ある友人に話したら「その悩み、笑えますね」と言われましたよ。
人間としてカウントされていないるるせ。なにがバリアフリーだダイバーシティだ偏見や差別をなくそうなのだ?? 世間は差別と罵詈雑言だらけなのだ。
そりゃぁ、自ら哀しい最後になってしまうひとも多いはずですよ。だって、酷いもん、実際。
大人は私利私欲と既得権にしがみつくことでかたちづくられていることがほとんどなのだ。一応、そこについても『抹茶ラテの作法と実践』で描ければな、と思って書いているのだ。このテーマは、これからのるるせの鍵を握っている要素のひとつなのだ。大人がクソいのでもうダメなのだけど、だからこそ未来についてみんなで考えねばならないのだ。
ほんと、未来について考えた方がいいですよね。思考が凝り固まってしまうひとは、やっぱり多いですもんね。まずは柔軟になる方法から考えないとならないですねぇ。と、考えると、かなり遠回りに見えますが、遠回りに思えるのが一番近道であるときも結構あるものですよね。
いろいろあたまおかしいのだ。
おかしいですよねぇ。
みんなそれぞれの立ち位置があるから難しいけど、難しいとも言ってられないのだ。普通に眺めたら人類、そろそろ滅亡しそうなのだ。
「生きる」ということについて、まず考えていく必要があるのですが、これは本当にもう、ひとそれぞれなので、自分の中に潜る必要性があります。でも、それがすべてに適用できるかというと、無理です。持論が一番適用出来ない問題でもあります。じゃあ、生きることは難しいことなんじゃないか、というと、やっぱり難しいです。
この話はいくらでもツッコミが入れられるし、るるせも書いていて自分であたまのなかでツッコミを入れているのだけど、とりあえず、そろそろ時間がないのだ。そろそろ事務所から出て職場の準備しなきゃならないのだ。
今日も一日、頑張りましょうか。わたしはもう眠いです。帰りたいです。
ちなみに、日給なので長く働いても意味は全くないので、るるせはサービスで留守番しているのだったのだー!!
1500文字ですよぉ。長いのつらいので離脱しましょう。
では、一日頑張るのだ。
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登場人物紹介

朽葉コノコ(くちはこのこ):元気いっぱいの女の子。語尾は「〜のだ」である。


佐原メダカ(さはらめだか):ドジっ子。コノコを「姉さん」と呼ぶ。実は本作品の主人公なのでは、という疑いもある。

成瀬川るるせ(なるせがわるるせ):ボックスティッシュとお友達。ほかの作品に出てくるるるせとの統合が上手くいかない、ただのキモオタ野郎。

苺屋かぷりこ(いちごやかぷりこ):ファミレス〈苺屋キッチン〉のウェイトレス。『偽典〜』では活躍したが、『〜モダン天鵞絨』

での存在感はいまいちだったと、るるせは思っている。

鏑木盛夏(かぶらぎせいか):『夢浮橋モダン天鵞絨』で活躍したが、るるせによると「あれは盛夏と壊色の物語の外伝なので、現代を舞台にしてこいつらのことを書きたい」と語って早幾年(はやいくとせ)。

夢野壊色(ゆめのえじき):昔は書いててラクなキャラだったが、無駄に『百瀬探偵結社〜』などに登場するため、イメージ崩さないように書く必要が出てきていて悩んでいるが、それ以上にかぷりこと涙子と壊色の書き分けが厳しい。チャットノベルだからどうにか書けている状態。書き分け出来るくらいに作者の力量が上がることが期待される。

空美野涙子(そらみのるいこ):空美野財閥の一人娘。ガラが悪い。このチャットノベルでは説明出来ない設定の数々に拍車をかけてわけわからなくしている一人である。

雛見風花(ひなみふうか):盛夏の小さな恋人。盛夏と風花が恋人って設定、もはやほかのキャラもレズってることが多いるるせの小説では忘れ去られがち。

長良川鵜飼(ながらがわうかい):壊色の後輩。結構好きなキャラだけど、このチャットノベルでの活用方法が浮かばない。撹乱させるタイプのキャラなので。

白梅春葉(しらうめはるは):殺人鬼。あまりに書きやすい性格をしているので、逆に登場回数を制限したいところ。

谷崎順天(たにざきじゅんてん):こいつと津島尚は、るるせが別名義で出していた電子書籍雑誌の短編や、文学フリマでの同人誌で出てくるが、黒歴史ではある。が、るるせは数回〈転生〉していて、るるせ以前は全部黒歴史だから、困ったものである。

津島尚(つしまなお):谷崎の後輩。こいつら主人公で長編が書きたいが、そんなことを登場人物紹介で書いてどうするのか。わからない。

田山理科(たやまりか):『死神は〜』の主人公。妹のちづちづと知らない町に引っ越し、二人で暮らしを始めたが、ちづちづがどこからか拾ってきた少女・みっしーも同居することに。趣味は絵を描くこと。ペインティングナイフを武器にする。と言いつつ、ペインティングナイフで戦ってるシーンて、見たことねぇ!! と一瞬思ったが、こいつ『パイナップルサンド』の主人公で、戦ってた、そう言えば。

みっしー(みっしー):死神少女。十王庁からやってきた。土地勘がないため力尽きそうなところをちづちづに拾われて、そのまま居候することに。大鎌(ハネムーン・スライサー)を武器に、縁切りを司る仕事をしていた死神である。と、あるが、モデルは『密室灯籠』にて出てくるミシナという登場人物であるのは、ここだけの内緒である。何故かというと、密室灯籠のネタバレになるからである(ドーン)!!

ちづちづ(ちづちづ): 理科の妹。背が低く、小学生と間違われるが、中学生である。お姉ちゃん大好きっ娘。いつもおどおどしているが、気の強い一面をときたま見せる。みっしーとは友達感覚。……と、いう設定だったが、いつの間にかいつもイカソウメンもぐもぐしながら不遜な態度を取るキャラになっていたのであった。

青島空雷(あおしまかららかい):『文芸部は眠らせない』に登場する高校一年生。月天とコンビを組んで執筆活動をする文芸部員。ほかの部員に迷惑をかけないように幽霊部員でいようとしたていた、って設定だった気がする。今じゃ主人公(?)の山田よりずっと人気なキャラである。ていうかもはや主人公では?

蛇蝎月天(だかつげってん):青島の相棒。お笑い好きで釘バットを得物にする不良の域を超えた元・困ったちゃん。今は文芸部で小説書いてる。『文芸部は眠らせない』になくてはならないスパイス。坂口安吾の信奉者って設定があった気がするが、今後その設定が活きるかはわからない。

葛葉りあむ(くずのはりあむ):暗闇坂女子高等学校の生徒。折口のえるの〈フォークロア・コレクト〉を手伝う。気丈な性格。

折口のえる(おりぐちのえる):暗闇坂女子高等学校の生徒。〈バベル図書館〉の〈司書〉。フォークロアを蒐集している。いつもバベル図書館の図書貸し出しカウンターでおだやかに紅茶や珈琲を飲んでいる。お嬢様。

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