第219話 ときには葬送曲を。

文字数 1,279文字

もう動けないですぅ。
食べ過ぎなのだ、食べ過ぎで動けないのだ?
違いますぅー!
じゃあなんなのだ?
この人生が厳しくて動けないです。
勝手に言ってろ、のだ。
ひどいですぅ。わたし、本気で言ってるんですよぉ。
だいたい、今回のこの更新なんて、言うこと特になにもないのだ。もうここで今日は終わりにしておくのだ。
つらいですぅ〜。
あー、もう、うっさいのだ。
こころが! こころが痛いですぅ!!
わたしの〈ディペンデンシー・アディクト〉でも喰らうといいのだ!!
本編の方(『抹茶ラテの作法と実践』ですね)を読まないとわからないようなことを……。
本編を未読の方は読むのだ!!
もうダメです。なんだかうつになるですよぉ。
まあ、本当は知っているのだ。去年の今ごろ、るるせの知り合いが死んだのだ。思い出しちゃって、作者のこころがキャラのわたしたちに作用しているのだ。

そうだなぁ、今11月なんだけど、そういや去年の11月末に、『密室灯籠』に出てきた人物の一人が死んじゃったんだよね。もうあれから一年かぁ。そいつもクッソみたいな大人だったけど、そいつの生き方には多少、尊敬出来る部分もあった。ったく、僕が一人前になる前に死んじゃってさぁ。……そういうの、思い出すね、なんだか。酒を飲みたくなるよ、まあ、珈琲でも飲むか。ふぅ。


2022/11/04 23:09 コメント(-)| 随想遊戯

つらいですぅ。
ひとは死ぬものなのだ。いつ死ぬかなんてわからないものなのだ。仕方ないのだ。
ひっでぇ言い草ですね!?
るるせだっていつ死ぬか知れたもんじゃないのだ。せめて、生きている間は生きている喜びを小説に託すのだ。
なんだかんだでひとはじゃんじゃん死にますね。
メダカちゃん。「亡くなる」って言えないのだ? 死ぬじゃそのうちレーティングにひっかかる時代になる勢いなのだ。
世相を斬ってごまかさないでくださいよー。
結局作家なんて葬送曲を奏でているだけかもしれないのだ。でも、だからこそ、生きている喜びを歌うのだ。祝福を、歌うのだ。
冷たいですね、コノコ姉さん。
生きている間に、出来ることはきっとあるのだ。ただそれが言いたいだけなのだ。
…………。
あー、やめやめ。暗い話題はやめるのだ。
みんなどこかに消えていなくなっちゃうのです。かなしいと思うことは罪ですか?
そういう夜もあるし、るるせは家庭を持っているわけでもないし、死んでも喜ぶやつはたくさんいるけどかなしむかと言えば、そんなにかなしまれないのだ。まあ、死んでも笑われるだけの人間が成瀬川るるせなのだ。バカ言ってないで、朝から仕事なんだからこころを入れ替えるのだ。
寂しいけど、それが事実ですよね。
ちゃらんぽらんな人生をこれからも、生きれるだけ生きて小説を書くのだ。
ですね……。
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登場人物紹介

朽葉コノコ(くちはこのこ):元気いっぱいの女の子。語尾は「〜のだ」である。


佐原メダカ(さはらめだか):ドジっ子。コノコを「姉さん」と呼ぶ。実は本作品の主人公なのでは、という疑いもある。

成瀬川るるせ(なるせがわるるせ):ボックスティッシュとお友達。ほかの作品に出てくるるるせとの統合が上手くいかない、ただのキモオタ野郎。

苺屋かぷりこ(いちごやかぷりこ):ファミレス〈苺屋キッチン〉のウェイトレス。『偽典〜』では活躍したが、『〜モダン天鵞絨』

での存在感はいまいちだったと、るるせは思っている。

鏑木盛夏(かぶらぎせいか):『夢浮橋モダン天鵞絨』で活躍したが、るるせによると「あれは盛夏と壊色の物語の外伝なので、現代を舞台にしてこいつらのことを書きたい」と語って早幾年(はやいくとせ)。

夢野壊色(ゆめのえじき):昔は書いててラクなキャラだったが、無駄に『百瀬探偵結社〜』などに登場するため、イメージ崩さないように書く必要が出てきていて悩んでいるが、それ以上にかぷりこと涙子と壊色の書き分けが厳しい。チャットノベルだからどうにか書けている状態。書き分け出来るくらいに作者の力量が上がることが期待される。

空美野涙子(そらみのるいこ):空美野財閥の一人娘。ガラが悪い。このチャットノベルでは説明出来ない設定の数々に拍車をかけてわけわからなくしている一人である。

雛見風花(ひなみふうか):盛夏の小さな恋人。盛夏と風花が恋人って設定、もはやほかのキャラもレズってることが多いるるせの小説では忘れ去られがち。

長良川鵜飼(ながらがわうかい):壊色の後輩。結構好きなキャラだけど、このチャットノベルでの活用方法が浮かばない。撹乱させるタイプのキャラなので。

白梅春葉(しらうめはるは):殺人鬼。あまりに書きやすい性格をしているので、逆に登場回数を制限したいところ。

谷崎順天(たにざきじゅんてん):こいつと津島尚は、るるせが別名義で出していた電子書籍雑誌の短編や、文学フリマでの同人誌で出てくるが、黒歴史ではある。が、るるせは数回〈転生〉していて、るるせ以前は全部黒歴史だから、困ったものである。

津島尚(つしまなお):谷崎の後輩。こいつら主人公で長編が書きたいが、そんなことを登場人物紹介で書いてどうするのか。わからない。

田山理科(たやまりか):『死神は〜』の主人公。妹のちづちづと知らない町に引っ越し、二人で暮らしを始めたが、ちづちづがどこからか拾ってきた少女・みっしーも同居することに。趣味は絵を描くこと。ペインティングナイフを武器にする。と言いつつ、ペインティングナイフで戦ってるシーンて、見たことねぇ!! と一瞬思ったが、こいつ『パイナップルサンド』の主人公で、戦ってた、そう言えば。

みっしー(みっしー):死神少女。十王庁からやってきた。土地勘がないため力尽きそうなところをちづちづに拾われて、そのまま居候することに。大鎌(ハネムーン・スライサー)を武器に、縁切りを司る仕事をしていた死神である。と、あるが、モデルは『密室灯籠』にて出てくるミシナという登場人物であるのは、ここだけの内緒である。何故かというと、密室灯籠のネタバレになるからである(ドーン)!!

ちづちづ(ちづちづ): 理科の妹。背が低く、小学生と間違われるが、中学生である。お姉ちゃん大好きっ娘。いつもおどおどしているが、気の強い一面をときたま見せる。みっしーとは友達感覚。……と、いう設定だったが、いつの間にかいつもイカソウメンもぐもぐしながら不遜な態度を取るキャラになっていたのであった。

青島空雷(あおしまかららかい):『文芸部は眠らせない』に登場する高校一年生。月天とコンビを組んで執筆活動をする文芸部員。ほかの部員に迷惑をかけないように幽霊部員でいようとしたていた、って設定だった気がする。今じゃ主人公(?)の山田よりずっと人気なキャラである。ていうかもはや主人公では?

蛇蝎月天(だかつげってん):青島の相棒。お笑い好きで釘バットを得物にする不良の域を超えた元・困ったちゃん。今は文芸部で小説書いてる。『文芸部は眠らせない』になくてはならないスパイス。坂口安吾の信奉者って設定があった気がするが、今後その設定が活きるかはわからない。

葛葉りあむ(くずのはりあむ):暗闇坂女子高等学校の生徒。折口のえるの〈フォークロア・コレクト〉を手伝う。気丈な性格。

折口のえる(おりぐちのえる):暗闇坂女子高等学校の生徒。〈バベル図書館〉の〈司書〉。フォークロアを蒐集している。いつもバベル図書館の図書貸し出しカウンターでおだやかに紅茶や珈琲を飲んでいる。お嬢様。

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