第201話 例大祭準備に駆り出された

文字数 1,323文字

疲れたのだーーーー!!
仕事行く前に氏子になってる神社の例大祭の準備ですよ!! 御朱印帳売る気満々だけど、客じゃないんだし無料でくれてもいいんじゃないか、とか、そもそも清掃やしめ縄付け替え手伝ってんのに「どこに住んでんだ」って言われるし、「巫女さんとえっち出来ないんですかぁ?」とか意味不明な呪詛返でもしたかった、とるるせは言ってました。はぁ、ほんと怒られますよぉ、まずはこの文章が、ですが。
るるせ、仕事場に着くの遅かったから上司はぷんぷんだったのだ。
祭神は、タケミカヅチですね。その他、境内の天満宮に菅原道真、矢坂神社にスサノオ祀ってあります。その他、オープンテラスの薔薇園があります。そういう場所。死んだるるせのじいさんがそこでえらいひとだったらしいのですが、そんなの忘却の彼方で、「どこに住んでるんだ」ですよ。菅やんのしめ縄付け替え作業手伝ったのに!! 参集所も!! ったく、排他的というかなんというか。
いやー、るるせの親族は、同じ町出身のオペラ歌手(だったかな)が年一回ローマ教皇の前で歌を見せる立ち位置にいるから、「イタリア旅行ってきまーす」と言いつつ、実際はバチカン公国に旅行に行っていて、その歌手をねぎらっていたりするのだ。
るるせの家にも菩提寺はありますけど、知らないおばちゃんから「破門されたんじゃなかったかしら」って言われるし、もう、本当にいみわからなところありますね。
社会学の学生はよく多数の新興宗教に同時に凸して、帰らぬひとになる、ミイラ取りがミイラになるアレは付き物なのだ。そこから踏み込んで言うと、政治家がどこかと癒着していても、そこで葬儀を行うかというと違っていて、大抵は徳川家康のブレーンが考案した菩提寺の制度の頃に登録されたところに葬られることも多いのだ。その限りではないけれども。謎の国、日本。
なお、例大祭の準備、しめ縄に紙垂(しで)を付けてくれ、ってお願いされて付けたけど、るるせがやると効果なさそうな頼りなさがありますね。
例大祭というと『東方project』なのだ。即売会は例大祭と呼ばれるのだ。
と、そういうわけで。明日の仕事から帰ってきたら連載の続きが書けますね。明日は職場の上司たちがみんなダムの清掃に行くので、るるせは朝早く職場へ行って作業ですよー。なので、今日も早く眠らないとならないですねぇ。
なお、古いしめ縄を焼却炉で燃やすとき、「捨てていいですか」って言ってアウトだったし、「焼いてください」と言っても焼くは厄と繋がるから焼き祓って(その前に焼くじゃ仏教だ)、がよかったかな、と思ったけど、これ、正確な言葉を使用して詳しくなるとそれはそれで厄介なので、もう、てきとーにやり過ごしたのだ。
ふぅ、疲れましたね。1000文字越えたし、ここらで終えましょう。
それが良いのだ。
語りえぬものについては、沈黙しなければならない。重要なのは、どう生きるか、どうより良く生きるか、です。超越論の前に、生きていくこと、逆説的に必ずひとは死ぬということについて考えるのが、重要だと思います。死んだあとについては、いったん置いて、どう生きるかについて考えましょうよ。『論理哲学論考』でヴィトゲンシュタインがそう語るように。
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登場人物紹介

朽葉コノコ(くちはこのこ):元気いっぱいの女の子。語尾は「〜のだ」である。


佐原メダカ(さはらめだか):ドジっ子。コノコを「姉さん」と呼ぶ。実は本作品の主人公なのでは、という疑いもある。

成瀬川るるせ(なるせがわるるせ):ボックスティッシュとお友達。ほかの作品に出てくるるるせとの統合が上手くいかない、ただのキモオタ野郎。

苺屋かぷりこ(いちごやかぷりこ):ファミレス〈苺屋キッチン〉のウェイトレス。『偽典〜』では活躍したが、『〜モダン天鵞絨』

での存在感はいまいちだったと、るるせは思っている。

鏑木盛夏(かぶらぎせいか):『夢浮橋モダン天鵞絨』で活躍したが、るるせによると「あれは盛夏と壊色の物語の外伝なので、現代を舞台にしてこいつらのことを書きたい」と語って早幾年(はやいくとせ)。

夢野壊色(ゆめのえじき):昔は書いててラクなキャラだったが、無駄に『百瀬探偵結社〜』などに登場するため、イメージ崩さないように書く必要が出てきていて悩んでいるが、それ以上にかぷりこと涙子と壊色の書き分けが厳しい。チャットノベルだからどうにか書けている状態。書き分け出来るくらいに作者の力量が上がることが期待される。

空美野涙子(そらみのるいこ):空美野財閥の一人娘。ガラが悪い。このチャットノベルでは説明出来ない設定の数々に拍車をかけてわけわからなくしている一人である。

雛見風花(ひなみふうか):盛夏の小さな恋人。盛夏と風花が恋人って設定、もはやほかのキャラもレズってることが多いるるせの小説では忘れ去られがち。

長良川鵜飼(ながらがわうかい):壊色の後輩。結構好きなキャラだけど、このチャットノベルでの活用方法が浮かばない。撹乱させるタイプのキャラなので。

白梅春葉(しらうめはるは):殺人鬼。あまりに書きやすい性格をしているので、逆に登場回数を制限したいところ。

谷崎順天(たにざきじゅんてん):こいつと津島尚は、るるせが別名義で出していた電子書籍雑誌の短編や、文学フリマでの同人誌で出てくるが、黒歴史ではある。が、るるせは数回〈転生〉していて、るるせ以前は全部黒歴史だから、困ったものである。

津島尚(つしまなお):谷崎の後輩。こいつら主人公で長編が書きたいが、そんなことを登場人物紹介で書いてどうするのか。わからない。

田山理科(たやまりか):『死神は〜』の主人公。妹のちづちづと知らない町に引っ越し、二人で暮らしを始めたが、ちづちづがどこからか拾ってきた少女・みっしーも同居することに。趣味は絵を描くこと。ペインティングナイフを武器にする。と言いつつ、ペインティングナイフで戦ってるシーンて、見たことねぇ!! と一瞬思ったが、こいつ『パイナップルサンド』の主人公で、戦ってた、そう言えば。

みっしー(みっしー):死神少女。十王庁からやってきた。土地勘がないため力尽きそうなところをちづちづに拾われて、そのまま居候することに。大鎌(ハネムーン・スライサー)を武器に、縁切りを司る仕事をしていた死神である。と、あるが、モデルは『密室灯籠』にて出てくるミシナという登場人物であるのは、ここだけの内緒である。何故かというと、密室灯籠のネタバレになるからである(ドーン)!!

ちづちづ(ちづちづ): 理科の妹。背が低く、小学生と間違われるが、中学生である。お姉ちゃん大好きっ娘。いつもおどおどしているが、気の強い一面をときたま見せる。みっしーとは友達感覚。……と、いう設定だったが、いつの間にかいつもイカソウメンもぐもぐしながら不遜な態度を取るキャラになっていたのであった。

青島空雷(あおしまかららかい):『文芸部は眠らせない』に登場する高校一年生。月天とコンビを組んで執筆活動をする文芸部員。ほかの部員に迷惑をかけないように幽霊部員でいようとしたていた、って設定だった気がする。今じゃ主人公(?)の山田よりずっと人気なキャラである。ていうかもはや主人公では?

蛇蝎月天(だかつげってん):青島の相棒。お笑い好きで釘バットを得物にする不良の域を超えた元・困ったちゃん。今は文芸部で小説書いてる。『文芸部は眠らせない』になくてはならないスパイス。坂口安吾の信奉者って設定があった気がするが、今後その設定が活きるかはわからない。

葛葉りあむ(くずのはりあむ):暗闇坂女子高等学校の生徒。折口のえるの〈フォークロア・コレクト〉を手伝う。気丈な性格。

折口のえる(おりぐちのえる):暗闇坂女子高等学校の生徒。〈バベル図書館〉の〈司書〉。フォークロアを蒐集している。いつもバベル図書館の図書貸し出しカウンターでおだやかに紅茶や珈琲を飲んでいる。お嬢様。

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