第97話 サバイヴ
文字数 953文字
コノコ姉さん、おはようございます！
おはようなのだ、メダカちゃん。
最近の『密室灯籠』、あきらかに力がゆるまっていますよね。
やっぱり時系列で書くと、どうしてもパワーが出しにくい部分があるのだ。「第二部は軽く流すようにしてフィナーレを迎える」と宣言はしているけれども、そんなこと言ったって、書き割りになってはならないのだ。
だからって、しっかりした描写をすれば良いか、というと、それも違うんですよねぇ。
そうなのだ。それが困ったとこなのだ。ちなみに今、るるせにはライバル視している人間が全くいないのだ。これは大いに問題なのだ。ライバル視されてはいるんだろうけど、るるせは誰もライバル視していないのが現状なのだ。これではパワーアップがおぼつかないのだ。実際、インプット作業もあまり進んでいないのだ。
こころを燃やすことが、ないのですねぇ。困りましたね、それは。
るるせはライバル視していないけど、誰かにはターゲットにされてはいると思うのだ。こういうの、つらいのだ。
密室灯籠って、「裏切りの物語」だと銘打っていますが、未だにその要素は出ていないんですよね。で、るるせって帰郷後、創作活動は、自分を裏切った奴を倒すために、って思ってやってきたわけじゃないですか。そのパワーが、もう出せないんですかねぇ。歳を取ったものですね。
こういうの、重要な問題なのだ。スポーツなんかに顕著だけど、ライバルがいた方が、実力がつくのだ。かなしい話だけど、敵がいなけりゃ始まらないのだ。聖人君主じゃ、パワーアップが出来ないのだ。
今はもう「己に入り込む」ことだけで切り抜けていますよね、るるせは。
仕事前にこれを更新しているわけだけれども、バイタリティあるひとは、仕事でもやっぱり、そういうの、あると思うのだ。ライバル、と書いたけど、人間である必要性ですらなくて、現状に対する憤りだったり、打破したい事柄があったりなど。
ムカつく奴はいっぱいいるけど、ライバルであるか、というと、相手にするのもどうしようもないほど〈こもの〉で、しょうもない奴がたくさんいますよね。ハエがたかってるのを追い払う感じ、というか。
まあ、そういうこと考えてる朝なのだ。
ライバルがいるのが青春なんですかねぇ。
地の底這いずり回っている、そんなるるせは今後、どうなることやらなのだ。
