第212話 ７７７文字のゲーム話
文字数 777文字
ふゆぅ。『抹茶ラテの作法と実践』を書かないで、ソシャゲをやっている、作者のるるせはなにを考えているのかしら。
いやー、久しぶりにログインしたらしいぜ、ヘブンバーンズレッドを。総合戦闘力が１万を超えて、やっと次に進める段になったらしいな。
そんなことだろうと思っていたわ。でも、ストーリーを摂取するには、文章を読みながら進めるのは、映像メディアとはまた違った楽しみがあるものね。あちしにはわからないけれども。
まあまあ、そう言いなさんなってば。盛夏もゲームくらいするだろう。
しないわよ、あちしは。壊色 はどうなの？
あたしはゲームはやるよ。
だから壊色はバカなのよ。このゲーム脳！！
風花……おまえなぁ。いつの時代の人間だよ、ゲーム脳って。
あちしのかわいい風花にちょっかいださないで、壊色。
へいへい、っと。わーりましたよ。で、るるせの使っているキャラで滅法強い菅やんというキャラがいて、今、第三章で、そいつが出てきてご機嫌らしい。あと、メインパーティに入れるように、小笠原ってキャラも育てているらしいな。
これが菅原。菅やん、だ。
おタマさんも、好きよねぇ、るるせは。
知ってるじゃねぇか、盛夏。おまえ……。
あちしは、ぶんちゃんが好きよ、ヘブバンでは。
はぁ。そーですかーっと。
蒼井が好きだわ、わたしは。
なんだか二人とも、詳しいな？？
気のせいよ、壊色。うふふっ。
ええ、そうよ、きっと気のせいよ。
まあいいや。今日はそろそろ眠ろうかな、って思うのだが。
あちしたちの出演する小説も、構想を練っている作者だけれども、ずいぶん先の話になりそうね。
そうだなぁ。あたしたちの小説、あると言やあるんだけどな。現代を舞台にやりたいよな。
年単位で、ずっとあとになりそうね。
だよなぁ。
隙あらば、コンテストにぶち込まれる可能性は、あるわね。
ま、ゲームの続きでもするか眠るかしようぜ。
はいはい。
