第490話 J-Core(ナードコア)をつくった!!
文字数 1,029文字
ハードコアテクノ(英: hardcore techno)は1990年代初期から半ばにかけ、オランダのロッテルダム、アメリカのニューヨーク、オーストラリアのニューキャッスルなどで同時発生的に出現した電子音楽のスタイルである。
その音楽的特徴は、
高いBPM(160–200 BPM。時にはそれ以上)と、主張の強いビート、大胆かつリズミカルなサンプリングが挙げられる。制作においては、黎明期の1980年代末頃から機能が充実したPCM音源やサンプラーが相次いで登場してきたことから、初期はそれらの機材群、MODトラッカーなどを活用して行われ、現在ではDAWを用いてDTMで行われることがほとんどである。
Jコア
1990年代から2000年代にかけて、日本国内においてアニメ、テレビ、サブカルチャーのアイテムから無許可でサンプリングして制作される、「ナードコア」と呼ばれるハードコアシーンの流行があった。
当時の音源が日本国外に流出し、海外で「J-core(Jコア)」と呼ばれた。
今日ではナードコアに限らず、「ハッピーハードコア、UKハードコア、ガバ、スピードコアなどをベースとしつつも、(海外の)メインストリームとは異なる日本人的センスでプレイされるハードコアテクノ」をJコアと呼ぶ傾向が強い。
Jコアのアーティストは国内に限らず存在し、既存のハードコアテクノとは違うひとつのサブジャンルとして確立しつつある。