第九話 何でだろう、気になるな
文字数 3,755文字
-PM 12時20分-
《銀河通り》
レンは、また十二天将?を召喚しようとしている。今度はどうするつもりなんだろう··
空気がビリビリと振動しているのが分かる。今度も脅威的なモノが出てくるのか···?
ッッッポンッッッ!!
パタパタパタパタ-····
ぎゅむぅっ
ドスンッッッ!!!
必死でパタパタと飛んでいたデカいヒヨコは何故かヒカリの背中を足蹴にして、そのままヒカリの上に乗っかった··
シュウウゥゥゥゥゥー·······
そうしてその後··
私は1人で買い物の続きをしてから帰る事にした。
迷子になりながらですが···
-PM 5時30分-
《レン自宅》
~♪~♪♪~
♪~♪♪♪~♪♪~
··········
··········
あの後···、私は迷子になりながらもようやく家に到着した
かなり歩きまくってクタクタだったため、帰宅して直ぐに泥のように眠っていたのだ
そんな遠退く意識の中、電話が鳴っていたような気がする···
と、思ってスマホを手に取った瞬間にまた電話がかかってきた
その相手は··
何だろう··
何だかドキドキする··
この感情がイマイチよく分らない
こうして、電話は終了した
-PM 6時05分-
··長いようで短い1日半が終了した··
結局の所、レンが何処に住んでて何処の専門学校に通っているのかも分からないまま、俺達の奇妙な関係は確約された
まだまだ謎に包まれた彼女に、
俺はますます惹かれて行くのを今はまだ知らない··