アスマの不安
文字数 1,886文字
-PM 8時45分-
《桜木町-青葉通り》
ピッ
-PM 9時10分-
《桜木町-青葉通り》
タッタッタ···ッ
ガシッ
··その時、何故か叔父さんは
おもむろに俺の両肩を力強く掴んだ··
そもそも普段とは何かが違う叔父さんに
俺は一抹の不安を拭い切れないでいた
カタカタカタカタカタカタッッ
その時
俺のベルトに付けていた
「破魔の剣」が急に震えだした
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッッ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッッ
俺は震えまくる「破魔の剣」を
おもいっきり握った
ギュッッ
最初は誰が喋ったのか
全く理解出来なかったが···
その声は直接俺の頭の中に
響いていた··