捨て身のレン
文字数 2,060文字
-PM10時45分-
《桜木町-青葉通り》
キィィィィ――――――ン·····
··真言を唱えた後
破魔の剣は、形状を変形させ
それは、まさに剣(つるぎ)
と呼ぶに相応しい長剣となっていた
ビシィッッ
フラ――···
ドサ――····ッ
ヒュッッ
ズバァァァアアアアッッ!!!
ギィィィヤアァァァァァッッッッッ
!!!!!!!!!
グガガガッッー·····
ググウゥ·····
··ドロドロ――··
シュゥ――――――·····
··破魔の剣が羅刹を切り裂いた瞬間
羅刹の体は、叔父さんの姿から
おぞましい姿へと戻っていた··
それは、まさに地獄に居るはずの
餓鬼と呼べるモノだった
カシャン――ッッ
··カチャ―――·· ぐっ··
ヒュ··ッッ
ッッグサッッッッ!!