第6話 変化を楽しむ

文字数 840文字

 朝6時半。ウォーキングに行こうと玄関まで出たら、雨が降り出しました。傘をさして歩く気はないので断念。こんなとき「出鼻くじかれた〜」と思うか「雨に濡れなくて、良かった」と思うかで、次の行動が違ってくると思うんです。私は出来れば常に、後者の気持ちでいたいですね。こういう風に思えるようになったのは、最近のことですけど。

 ウォーキングのついでにコンビニへ寄って、朝のパンを買うつもりでいた。仕方ない。日持ちするサブ的な主食、IKEAのクリスプロール(全粒粉のクラッカー)を食べて事なきを得る。私の朝食は、ほぼ決まっている。起き抜けの白湯から始まって、骨密度を上げるための乳酸菌飲料→主食のパンとコーヒー(パンにはココナツオイルを垂らしてクリームチーズ・コーヒーはブラック)→ヨーグルト(ブルーベリー、蜂蜜、きな粉は必ず入れて他にフルーツがあればそれも)以上。視覚的には毎度お馴染みなのだが、こうやって羅列するとサラダを加えようか悩む。栄養的には入れた方がいいだろうが、食べきれるかどうか……

 子どもたちが同居していたころは、肉料理が多かった。しかも、揚げ物や炒め物。サラダは副菜と呼べる量を出していたかと振り返れば、自信がない。今は圧倒的に野菜が多い。多少意識はしていたが、自然に変わってきたようにも思う。野菜の美味しさに気付いた感も有る。それに加えて、食べたことのない新種の野菜が、増えたようにも思うし。メニューを考えるとき、野菜を美味しく食べるための添え物として、肉や魚、みたいな日もあるから随分変わった。

 いくら野菜が好きになったとはいえ、急降下でタンパク

が少なくなることだけは避けねばならない。もちろんタンパク

も意識して。それくらいの時間は割けるはずだ。アラ還だもの。この先の寿命は食事が鍵を握るとも思っている。好きなものを好きなだけはそろそろ卒業……

ストイックになるつもりはないんですよ。持って生まれた性格ってやつがあるのでね。私は、ほどほど、この

って言葉が好き!



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