第55話 歩きながら

文字数 868文字

 今朝はとびきり早く目が覚めました。午前4時15分。昨夜の就寝は午後10時ごろ。6時間で起きるなんて……歳のせい?暑さのせい?どっちなのよ〜。

 さすがにまだ暗いので、ゴロゴロしながらウォーキングを何時からにしようかと考えていたつもりがウトウト…… 気づけば30分ほど寝ていた。午前5時近くもなると朝の明るさ。急いで起きて、着替えた。出掛けるのは気にならないが、準備が面倒。

 私のルーティン。トイレ→歯磨きと同時にコップ1杯の水をレンチンで50度にセット→着替え→50度の白湯を飲みながらスキンケア。朝は顔を洗わず化粧水で拭き取り→メインの化粧水→その他4つくらいペタペタ。オールインワンの時代なのに逆行している私。でも、いいの。気にしないで。私なりのポリシーがあってのことだから。以上、締めて20分也。

 この夏、一番早い時間のウォーキング。多少の曇りも手伝って、爽やかで涼しい朝。先日より『ポッコリお腹解消』を決めたので、今日は速度と姿勢に気をつけた、つもり。7000歩ほど。しっかり汗もかいて、300グラムほど減ったが、見た目はいっしょ。当たり前だけど。

 ウォーキングの途中で可愛い発見。(ツバメ)がサーッとやってきて、道沿いのお宅のシャッターに止まった。シャッターは閉まっていたが、開閉時に手を入れる溝に穴が空いていて、そこへ頭を突っ込んでいた。どうやら、シャッターの内側に巣があるみたい。私の気配などお構い無しで、お尻をピクピクさせながら、何かしきりにやっていた。昨日、締め出しくったんだ、きっと。「早く開けてもらえるといいね」と心で声掛け。
 
 同じようにご近所の車庫の中にも、燕の巣があった。そこへカラスが入っていくのを見たことがある。天敵の寄らない所に巣を作った筈なのに、それを知られてしまうなんて。生きるためにの知恵比べは動物の方が過酷だ。その後どうなったかまでは、怖くなって見届けられなかった。

 燕やカラスの生きざまに比べ、私がやっていることの何と小さいことか。そして何と幸せなことか。少し考えさせられたウォーキングになりました。
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