仮想通貨

エピソード文字数 455文字

 あの世では、ずっと以前より、冥銭という通貨をしようしてる。送金方法は燃やす。
 『火葬通貨』
 しかし、これだけあの世が混雑してくると誤送金も増える。そこで、電子マネーにできないかということになった。現世からもアプリで簡単に送れる。幸い、天国には銀行がある。
 『ヘブン銀行』
 以前は、『オーゾン』や『出入り急・闇詐欺』などもあった。

 地獄で開発された『ヘル・システム』は、呼びにくいため『ダイ・ペイ』と名付けられた。こうなると、レートが問題になる。今までは、円・ドル・ポンドなど単位は各種あったが、すべて現世で換金されるので、あの世ではそのまま銭に読み替えればよかった。現世で日々刻々と変動する為替に連動させると、投資家に狙われる。さらに、マネーロンダリングに使われやすい。
 「こういうのは、商売上手な華僑にやらせるのがいいでしょう。」
 死神の知り合いの中国人がやってきた。
 「ワタシ、チェン。カネカシヨ。イクラカ、カソウカ。タダシ、アヤシイ、トリヒキハ、スグ、トメルネ。チェン・ブロック。」
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登場人物紹介

主人公

地獄で入獄拒否され残りの人生を霊として過ごす

主人公を保護観察する死神

雪女。

居酒屋雪ん子の女将。

死神の知り合い。

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