怨等引迎夢(おんらいんげいむ)ー開発会議編ー
文字数 404文字
そろそろ、最終目標であるゲーム機の製作をしたい。
「遊びは、だめじゃ。これ以上鬼たちが怠け者になっては示しがつかん。」
閻魔は厳しい。この高い壁を越えるには、役に立つアプリから広めるしかない。
「健康アプリはどうかな。」
モニター役として雇った青鬼に聞く。
「たしかに、少々腹が出てきたし、赤鬼のような筋肉もないから。でも、面倒なのはいやですよ。毎日ごろごろしてできるならいいですけど。」
そんなものがあったら、現世でやってる。
「獄卒向けの、おしおき代行アプリは?」
提案するやいなや、
「おれたちの楽しみをうばわないでください。」
鬼たちの反発を招いてしまった。
「グルメ紹介アプリ、温泉紹介アプリ、イベント紹介アプリ・・・。」
やけくそだ。
「向こうから来てくれればいいけど、わざわざ出向くのも面倒くせなあ。」
う~、鬼たちってどれだけ自堕落なんだ。いや、自堕落だから鬼になったのか?
「遊びは、だめじゃ。これ以上鬼たちが怠け者になっては示しがつかん。」
閻魔は厳しい。この高い壁を越えるには、役に立つアプリから広めるしかない。
「健康アプリはどうかな。」
モニター役として雇った青鬼に聞く。
「たしかに、少々腹が出てきたし、赤鬼のような筋肉もないから。でも、面倒なのはいやですよ。毎日ごろごろしてできるならいいですけど。」
そんなものがあったら、現世でやってる。
「獄卒向けの、おしおき代行アプリは?」
提案するやいなや、
「おれたちの楽しみをうばわないでください。」
鬼たちの反発を招いてしまった。
「グルメ紹介アプリ、温泉紹介アプリ、イベント紹介アプリ・・・。」
やけくそだ。
「向こうから来てくれればいいけど、わざわざ出向くのも面倒くせなあ。」
う~、鬼たちってどれだけ自堕落なんだ。いや、自堕落だから鬼になったのか?