第59話:夏の北欧3

文字数 1,616文字

 次に立ち寄ったのが、大聖堂で、中世の街並みが美しいガムラスタ・旧市街に建立された、ストックホルム最古の教会、大聖堂。1650年代に寄贈された銀の祭壇や豪華な彫刻が施された説教壇など、聖堂内の見事な装飾は、荘厳で見応えがある。聖堂内でコンサートが行われる事もある。最後に行ったのが、ドイツ教会で、ストックホルムのガムラスタン内でひときわ目立つ。

 尖塔が、特徴的な教会。16世紀にドイツのハンザ商人らによって建てられたのち、改装を繰り返して現在の姿になっています。大型パイプオルガンや色とりどりの美しいステンドグラス、黄金に輝く内装等、北欧にある教会にしては珍しく非常に豪華。ハンザ同盟が栄えていた時代を感じさせます。その後、近くのレストランで夕食をとって、ホテルへ帰った。

 翌日は、ストックホルムからオスロへ特急電車で5時間かけて移動した。その日は、早めにホテルにチェックインして床についた。オスロはノルウェーの首都、人口は約65万人で、現在でも、年1万人のペースで増加しておりノルウェーの約半分の人口がオスロ周辺に住んでいる。オスロが「オスロ」と名付けられたのは意外と新しく1925年。

 それ以前は「クリスチャニア」と呼ばれていました。ノルウェーの王様が住んでいる場所がノルウェー王宮です。「王宮だから、豪華な建物だろう」と思いきや意外とシンプルで驚く。王宮の建物は1825年に着工され1848年に完成。ここでは平日の13時30分に見られ閲兵の交代式が有名で、見学した。王宮へは路面電車13、19系統。

 もしくは、地下鉄でナショナルテアートレ駅下車、徒歩5分。次に訪れたのは、オペラハウス、2007年に完成し、大きなガラス窓に真っ白な色彩、未来的な建築物で、外側のスロープを上がると頂上にたどり着きつく。そこから、眺めるオスロの街並みは絶景。次は、 ムンク美術館・ムンクの『叫び』は、この美術館で展示されています。

 『叫び』以外にもムンクの力作が多数展示されています。ここへは、地下鉄のトイエン駅下車、徒歩3分。次は、国立美術館、ムンク、ゴッホ、ルノアール、モネのようなヨーロッパの有名画家の作品も多数展示されています。ただし、館内は写真撮影禁止。ここへは路面電車10、11、17、18系統でチュリンロッカ・電停下車、徒歩2分。

 翌日、最初にノルウェー海洋博物館を訪ねた。海洋国家・ノルウェーの歴史がわかる「ノルウェー海洋博物館」、館内には帆船から客船、タンカーまで様々な船が、時代別に分けられ
展示されている。行き方は、バス30系統に乗車、ンティキ・ムセー下車、徒歩1分。次はバイキング船博物館、北欧といえば「バイキング」を連想される方も多い。

 バイキングに興味のある方はぜひ行くべき。バイキング船博物館にはバイキング船3隻が展示され、船だけでなくバイキング関連の多くの展示物がある。行き方はバス30系統に乗車。 ヴァイキングシップスムセー下車、徒歩1分。次は、ノルウェーを代表する教会、オスロ大聖堂です。なおノルウェーの宗教はキリスト教のプロテスタント・ルーテルになる。

 聖堂に入ると、まず目に飛びこんでくるのは巨大なパイプオルガンと豪華なステンドグラス。『最後の晩餐』をモチーフにした彫刻も見逃せない。カトリックとは違った雰囲気。行き方は、オスロ中央駅から徒歩5分。ノーベル平和賞だけは、オスロの市庁舎で授賞式が行われる。ノーベル平和賞の歴史を楽しく学べるのがノーベル平和センターで2005年にオープンした。

 館内は歴代の受賞者の功績が楽しく学べるよう、様々な工夫が施されてる。行き方は、路面電車12系統に乗車、アーケル・ブリッゲ電停下車、徒歩1分。こうして、2日間にわたって、オスロの街を見学した。その翌日、オスロからリスボン行きの飛行機で、約4時間で到着する。その後、リスボンのホテルに早めにチェックインして床に就いた。
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