第26話:ハワイとケアンズ旅行

文字数 1,783文字

 浮いたお金を平成芙蓉会の予備費にしようかと言うと、そうよね、その方が良さそうだねと話し、こう言う会は、公明正大にやっていかないと、後で、面倒な事に巻き込まれたくないからと言った。但し、この件は、他言しないで行こうと言う事になった。以前は、熱海芙蓉会で、使わなくなった名品を年に数回バザーを開いて、その収益金を会の運転資金に使っていた

 その話を、前・篠田会長から聞かされていた。その後、平成芙蓉会の旅行費用の振込先を芙蓉会・石津三千子の口座を開いて、入金してもらうようにした。2006年6月のハワイ4泊6日のツアーは、石津夫妻を含めて32名で行く事が決まり、費用代金10万円で、総額320万円と旅行保険6万円の合計326万円が集まった。

 旅行会社に310万円を支払い残金の16万円を別の芙蓉会・石津健之助の口座に入れた。以前、前・篠田会長から、今までのバザーの、お金や残金の26万円も入金していたので残金が42万円となった。その後、6月12日から16日のハワイツアーが始まり、ホノルルの有名ホテルに泊まる4泊6日のハワイ旅行に出かける事になった。

 その他、ハワイ4島クルーズとハワイからタヒチへの7日間クルーズ、ハワイから米国西海岸クルーズ、カナダクルーズの話を今回の旅行会社のホノルル支店で、珈琲を飲みながら、費用と日程、見所を説明を旅行会社の担当者から聞いた。今回のハワイ旅行でオアフ島で現地でのオプショナルツアー、ノースショアー1日ドライブ100ドルなどは、別々に精算してもらった。

 そこで、ポリネシアンカルチャーセンタのツアー50ドル、ゴルフ100ドルなど、現地支払いで何人かの有志で、参加したようだ。歩こう会の8人は、ホテルから徒歩でアラモアナショッピングセンターを通り、アラ・モアナ・ブールバードを、ひたすら歩き、アロハタワー・マーケット・プレイスまでハイキングに出かける様だ。

 その後、ハワイ旅行の日を迎えた。参加者達が、あまり知られてないホノルル、オアフ島んも穴場を楽しんだ様で好反応。また、今度は、ハワイ島やマウイ島、カウアイ島なども行きたいという要望も多かった。そして看護婦の石津三千子さんが2、3人が軽い風邪、ビーチで軽い怪我、筋肉痛、軽い脱水症状、糖尿病患者の注射の手伝いをする位で大きな問題はなかった。

 そして無事、ハワイ旅行を終えることができた。残ったアメリカのコインを次回の米国旅行の時、使う様に、平成芙蓉会の貯金箱に入れてもらった。最終日、ホノルルの今回の旅行企画した会社の会議室で、ケーキとお茶を出してくれ、さよならパーティを開いてもらい好評のうちに、旅行を終え、日本に帰ってきた。

 2006年9月11日からのケアンズ旅行の参加者は36名で若い家族連れが多かった。暑くも寒くもない気候であったが、昼間の日射しでグレートバリアリーフでのシュノケーリングやダイビング、水泳を楽しむ、オプショナル・ツアーに参加する人も多く、また、世界中で最も古い熱帯雨林、キュランダ鉄道とスカイレールの旅も好評で、出かける人が多かった。

 しかし物価は高くレストランでの食事やビールも日本に比べても割高なで、ホテルよりもコンドミニアムに長期滞在の日本人旅行客が多い事が理解できた。今後の事もあるのでコンドミニアムの見学に行くと広い部屋で週に5万円で月に20万円と設備の割に安い。数人の人達から避暑と、避寒のために、今後、コンドミニアムの長期滞在をしてみたいという声があがった。

また、4人グループでレンタカーを借りケアンズから70キロ北上しポートダグラスの素朴で自然のままの姿を残すフォーマイル・ビーチをゆっくり散歩するとシェラトンミラージュをはじめ豪華リゾートホテルが多く一度泊まってみたいと言う人が多かった。帰る途中、立ち寄ったパームコーブの町は、コンドミニアムやレストランが、ケアンズの3割引程度、お得であった。

 そこで旅慣れた人達は、パームコーブの評判の方が良い。ブリスベン、ゴールドコースト、シドニー、メルボルン、アデレード、パース、タスマニア島にも行ってみたいと言う人も多い。最終日に、旅行会社の会議室でさよならパーティーを開いてくれ好評。費用は8万円でオプショナルツアーを含め平均10万円位。パームコーブでゆっくり、長期滞在する人も多いようだ。
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