第２５話：芙蓉会の会員募集

　スケジュールが決まったらインターネットを使って首都圏の人を中心に、新規会員を募集し、会の名称を平成芙蓉会にさせていただきますと伝えた。帰ってから、早速、インターネットに平成芙蓉会のホームページを作り首都圏の５０～６０歳代の男女に、今までの活動と、今度の活動予定を書いて、募集をかけた。

　会議室をどこにするか、考えている時、奥さんが、今、仕事をしてる会社で、ツアーを企画するなら会議室を貸してくれるというのを思い出し、東京、上野、新宿、渋谷、池袋、橫浜支店の会議室を借りられると教えてくれたので、それを利用する事にした。その後、芙蓉会会員募集をかけると２週間で３０人の応募があり１ヶ月が過ぎて４８人の応募があった。

　入会希望の方は、それぞれ海外旅行、国内旅行、麻雀、カラオケを希望する人が多く、旅行希望の方が３６人もいたのには驚かされた。最初の会合は、６月１２日、１０時から東京駅近くの大手旅行会社の大会議室を借り、平成芙蓉会の会合が行われ、参加者総数は６８人だった。今年の海外旅行予定は、２００５年６月のハワイ４泊６日。

　９月は、オーストラリア・ケアンズ４泊６日、１２月、２００６年１月、２月はグアム４泊６日。旅行詳細は募集時に書く事にした。会議の仕方を石津会長が説明し、１１時までに、各グループで今後の運営方針や自己紹介をして１１時指定した中華料理の店の個室に別れて昼食をとった。その後、麻雀、カラオケのグループに分かれた。

　そして、旅行グループは、各自で、その後、希望があれば、自分達の気の合う小グループに別れて、行動を共にする事とした。１０分ほどで説明が、終了。その後、旅行のグループ、麻雀グールプ、カラオケグループに別れて大会議室で話し始めた。旅行グループは、石津夫妻と旅行会社のスタッフで、旅行のキャンセル条件、最低人数を説明した。

　また、今後予定する、旅行について説明を開始。２００５年６月のハワイ４泊６日、９月はオーストラリア・ケアンズ４泊６日、１２、２００６年１、２月はグアム４泊６日の旅行。旅行会社の説明が終わりパンフレットを配布。次に、石津健之助が、奥さんの石津三千子さんが、看護婦さんで、今までも中高年の旅行に同行して体調管理。

　加えて、病院への付き添いをするので安心できることを話した。会員からはラスベガスの旅行も考えて欲しい人が、２１人。また、クルーズ旅行も入れて欲しいと言う人が１３人いた。そこで、計画について、また、企画でき次第、連絡する様にした。その話を聞いた旅行会社の担当者が、クルーズ希望の人達とラスベガス希望の人達のグループに１人ずつ入り詳細を説明。

　詳しい希望を聞き、ラスベガスは、２００５年１１月の格安セールシーズンにあわせ、１１月２３日から２９日の６日間の日程を決定。まず、成田から仁川へ飛んで、そこからラスベガス直行便で、行く方法が、楽だと言うので、その企画を提案すると参加人数が１８人集まった。クルーズは冬の２００６年１月、サンディエゴからメキシコ、カリフォルニア半島を南下する。

　最南端のカボサンルーカスまで行き、クジラの観察が、できるクルーズを企画すると、会員も了解したので、２００６年１月１５日から２５日の日程とした。そして、サンディエゴとメキシコ７泊クルーズで計１０日間の旅行を企画。参加希望者は１２人。そのラスベガスとメキシコクルーズの２つの旅行に看護婦として石津三千子さんが同行する事になった。

　その他、旅行好きグループから旅行会社の人に、間近のキャンセルで、安くなった海外旅行についての情報も送って下さいとの要望が出て了解してもらった。石津夫妻のメールアドレスに会社から送ってくれる事になった。また看護婦さんが同行してくれる旅行なら行きたいと言う友人もいるので平成芙蓉会のメンバーに入れて良いか聞かれ了解。

　旅行の話は、盛況で１１時までかかり、解散後、中華料理屋の大部屋に移動、昼食会を始め簡単な自己紹介をしてもらうために、便せん１枚と各自に渡し、簡単な自己紹介を書いてもらった。その後、平成芙蓉会のホームページに載せる事にした。そうして盛会のうちに６月１２日の平成芙蓉会の東京での初会合を終えた。

　熱海に帰り石津三千子さんが、実は、以前から、あの旅行会社と仕事の契約し、大手クレジットカード会社のゴールドカードを作った。それを利用すると、国内、海外、クルーズ、全ての旅行代金と旅行保険料が５％引きになると話した。団体旅行の時には、うまく利用してた方が良いと言われた話を石田健之助に話すと、それは、良いねと答えた。