第50話:ポルトガルの60日長期滞在

文字数 1,728文字

 まだ行ってないヨーロッパ最西端の岬、ロッカ岬に立ち寄ると険しい岸壁と美しい海が素敵だ。今回は時間が無いので景色だけ見てリスボンに、すぐ戻った。そして、日本に帰る日が近づいてきたので、最後に、もう一度、ポルトへ出かけた。6月25日、朝10時、リスボンの駅から、高速列車で、2時間半で到着。

 ポルトは、世界遺産の町で、魔女の宅急便を思わせる雰囲気の町で、オレンジ色屋根の景色が広がっていた。お腹が空いたので、食堂に入ると、いわしの塩焼き、タコ、エビなどを注文すると、どれも絶品。特に、いわしは肉厚で絶品、日本人には、ぴったりで、どれも美味しい味で、価格も安い。食後に、ちょっと甘めの飲みやすいポルトワイン飲み、お腹を満たした。

 翌日は、ポルトの川沿いの道を散歩して、その後、高台に上がり一面に広がる、白い壁と赤い屋根のポルトガル独特と家を眺めていると、石津夫妻にとって住むとしたら、リスボンよりも、落ち着いた感じで、ポルトの方が、良いと感じた。 ポルトの最後の晩餐は、川沿いのテラス席で、だんだんと夜景に変わっていく景色を眺めながら食事楽しめ最高だった。

 2013年6月28日に、お世話になった今田夫妻と別れの食事会に、お誘いし、ゆっくり話した。今田寛人さんが、石津健之助に、ゴールデン・ビザは、とらないのと聞いたので、ポルトガルは好きですが、50万ユーロという大金を使って、永住権を取得するよりも、スペイン、イギリス、フランス、スイス、イタリーなども旅行したいという結論に達したと答えた。

 そうして2ケ月間のポルトガル・スペインへの長旅も終わり、2013年7月8日に、日本に帰った。その後、佐藤和則君から電話が入りポルトガルのゴールデンビザの申請をして、不動産を買ったと話してくれた。それによると、佐藤君と伊東さんと富田君と清水さんが、結婚予定として、4人、2カップルで2つのゴールデン・ビザを申請したと言った。

 不動産は、リスボンの町中の同じマンションの広めの2LDK2部屋を51万ユーロで、2つずつ購入し、ゴールデン・ビザは、申請後3ケ月以内で日本に届くそうだ。また、もし、石津夫妻がリスボンに行く時は、特別に、2LDK1泊、1万円、1週間なら5万円、1ケ月なら10万円で部屋を貸すと言ってくれた。

 2013年7月15日に、久しぶりに、石津夫妻が、平成芙蓉会に出席すると、その後、体調はどうですかと聞かれ、気楽にやってますと笑いながら答えた。今回、旅行グループの昼食会の時、高齢者のロングステイが話題になり、メンバーの中には、10年以上前から、冬のタイ、チェンマイ、バンコク、パタヤやマレーシアのクアラルンプール。

 その他、ペナン島、ランカウイ島、ボルネオ島・コタキナバル、バリ島のアジアグループと、豪州、オーストラリア、ニュージーランドグループと富裕層で、ハワイに、マンションを持ち投資ビザを持つ人達が、いろんな話をしていた。そして、食後38人が、再度、旅行会社の大きな会議室に集まり話を続けた。

 その時、世界中を旅して回った経験豊かな石津三千子さんの御意見を聞きたいと言われた。そこでアメリカ人は、冬、フロリダからカリブ海クルーズに出かける人が多い。出発は、マイアミ港か少し東北部のフォートローダデール港から7泊8日のクルーズが多く出ている。料金も船会社で異なり、安い会社は、カーニバル・クルーズ、ノルウェイジャ・クルーズ。

 アメリカのネット格安クルーズ・サイトで。450ドルからあり少し豪華な船会社としては、ロイヤルカリビアンが900ドル前後から。東カリブクルーズは、アメリカ領バージン諸島・セントトーマス、プエルトリコの首都・サンファンを回ってくる。また、西カリブ・クルーズは、ホンジュラスのロータン、ベリーズ。メキシコのコスタマヤ、コズメルのコースがある。

 一方、フォートローダーデールからは、ホランド・アメリカ、プリンセスクルーズが5万円から、セントトーマス、センントマーティンへ、ロイヤルカリビアンが10万円前後でハイチ・ラバディー、ファルモス・ジャマイカ、コズメル・メキシコへ出ている。セレブリティークルーズも15万円前後で出ている。 
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