第51話:海外長期滞在、若者5人とポルトガル旅行

文字数 1,774文字

 意外に知られていないが成田からユナイテッド航空でヒューストン直行便で、約12時間で到着。そこから車で90分で、ガルベストン港に着き、そこから、カリブクルーズの大型船が出ていると話した。ロイヤルカリビアンのリムジンやシャトルで40ドル程度で港まで行ける。

 アメリカ国内での乗換って意外に、時間がかかったり、迷ったりして大変なので、成田から直行便でヒューストンへ行き、そこからカリブ海クルーズというのも面白いと説明した。価格は、カーニバルクルーズで600ドルからロイヤルクルーズで800ドルからクルーズツアーに参加できる。そしてマイアミの突端のキーウエスト、バハマのナッソー、ココケイへ行けると説明。

 もちろん、もっと近くという場合、ハワイ4島クルーズ、マウイ、ハワイ、カウアイ、オアフ島があり、ノルウェイジャンで1000ドルから発売されてる。ロサンゼルスからメキシコのバハ・カリフォルニアのロスカボス、マサトラン7日間が800ドルからチケットが出ていると説明。近日内に、日本でも、クルーズが、頻繁に行われる日が、くるのと思うと述べた。

 その他、避寒としては、沖縄、台湾、マレーシア、シンガポール。避暑地は、北海道が有名だが日本の赤道の反対側、つまり南半球のオーストラリア、ニュージーランドは、季節が、日本の反対であり避寒、避暑にうってつけ。先進国で、治安も良く自然も美しく時差も少なく非常に良い所だと説明。その他、欧州でも南部のポルトガルは庶民的で、物価もそれ程高くない。

 そして気候が良く、食事も魚料理が多く人々は人情味があり非常に気に入ったと話した。フロアーからポルトガルが、最近、注目されてますねという意見が出た。その男が、ポルトガルは、比較的、永住権を取りやすい様ですが、どうお考えですかと石津に問いかけた。さらに続けて、50万ユーロ、約6700万円の家を買えば、永住権をとれるので迷ってると語った。

 石津が、旅行の直後、永住権、取ろうと思ったが、よく調べてみるとイギリス・アイルランドにも90日ビザなしで滞在でき、ほかのEU諸国・ポルトガルと合算されない。つまり、暑い夏のシーズン、7~9月にイギリスか、アイルランド、アイスランドへ行き、寒い12月から2月迄、ポルトガルに住んでも、問題ない。それ以外の春と秋は、日本で過ごす事もできる。

 気に入った国2~3カ国と日本を行き来した方が、我々には、良いと考えるようになったと答えた。その後、佐藤君から電話で2014年2月10日にポルトガル・ゴールデンビザが、郵送されたと連絡があった。そして佐藤君が、石津夫妻に、お礼のため面会したいと言うので、2月20日、熱海のKホテルで会うことにした。

 石津夫妻がKホテルに着くと、ロビーに佐藤君達4人が待っていて、レストランに入り、昼食をとりながら、届いた、ポルトガル・ゴールデンビザを見せてくれた。そして石津健之助が自分の今迄の話を始めた。実は、私は、昔、医薬品のプロパー、現在のMR、学術営業をやって東北、新潟、信州と転勤を繰り返し猛烈社員で、業績も良く、大いに稼いだ。

 しかし、頑張り過ぎて42歳の時、身体を壊し早期退職した。その後、療養のため熱海に移り住んで外貨投資や日本株の投資などで3億円以上の資産を作った。
「しかし女房と結婚したが、子供もいないので老後は、自由に縛られず自由に生きたい」
「その後、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドと旅行した」

「でも、そこに、長く暮らそうとは思わなかった」
「その後、ポルトガル、スペインを旅行した時、他の外国とは、全く、違った」
「特にポルトの町に、何か懐かしさ郷愁を感じたんだよ」
「また魚料理、エッグタルト、お菓子もポルトワインもうまかった」

「そこで、ポルトガルに惚れたって訳さと、笑いながら話した」
「すると佐藤君が、投資家の大先輩なんですねと言った」
「たまたま運が良かっただけさと言って自分の話を終えた」
「その時には、ポルトガルのゴールデンビザを取りたいと思っていた」

「しかし良く調べると特別ビザがなくても日本人ならボルトガルに年90日滞在できる」
「ポルトガル以外、イギリスなどにも、別に180日も滞在できる事がわかった」
「特に、特定の国に永住権を取らなくても滞在日数の問題ないとわかったと述べた」
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み