第１話　あと１カ月

　2021年もあと１カ月となりました。どんな１年でしたか？おいおい、まだ早いだろ、そのセリフ。そんなことを思ったアナタ。やり残したことが、まだまだあるんじゃないですか？

　はい。残っている。スッキリしてない。いつになったら落ち着くのか。私にもわからん。目に見える片付けは、捨てるか、残すか、詰め込むかのいずれかでおおよそスッキリすると思う。だが好奇心の赴くままに手を出した趣味は、頭の中がごちゃついて整理できない。いつも時間に追われている感覚がある。どうにかせねば……

　有難いことに、今、人生の中で一番、好き勝手に時間を使っている。自分の匙加減でほぼどうにでもなるはずなのに、時間に追われる感覚が否めないのはどういうことか(怒)……分かっているの。欲張りすぎ。能力の限界を越えているのだ。では、何を手放す？どうやって軌道修正すればいい？

　やっている趣味は、甲乙つけ難い。それなりに理由があって始めたものだから。どれもこれも天寿を全うするまでの生きがいにしたくて選んだ。さらに言うなら、どれもこれも発展途上中。もう少し形になるまで続けたい。わがまま全開だ。わかっている。

　改めて、私にとっての幸せとは何かを考える。最大の幸せは「思い通りの生活」だと位置付けている。今は10のうちの８くらい。私の人生の中で高得点に値する。残り２点は時間を上手く使えていないところ。少しストレスになっていること。

　誰かが言っていた『幸せは自分が決める』ストレスがあっても幸せの点数が高いと思えば、それを含めて幸せと自覚するべきか。私の求めていることは欲張りだろうか。不幸だなと感じなければ、それでいいのか。

　あと1カ月。趣味を整理するよりも、思考の転換を図りたい。１日24時間は絶対数。ならば気楽に構える術を身につけよう。方向性は決まった。2022年への心構えは整理できた。

　ゆったりとした生活に憧れます。何がゆったりすることになるのかを考えています。もちろんお金があればいいということではありません。(無くても困るけど)まずは自分の心掛けからでしょうか。