第8話 ウチのお歳暮

文字数 847文字

 お歳暮も終盤に差し掛かってきましたね。あなたは、あげたり貰ったりしますか?ウチは夫の方針で、貰ったらあげるというお歳暮です。ちなみに、お中元もそう。

 と言うわけで、今年も夫の従兄弟から届いたので、贈ることになった。(私の実家からも届いたが、こちらは例外でいただくのみ)毎年送ってくれるので、たまにはウチが先でもいいのにと思ったりもするが、お節介なことは言わない方がウチの中が平和だ。

 手配はいつも私の仕事。ネットでデパートのお歳暮ページを出す。夫が言った価格帯から商品を選ぶ。見るのはお菓子か惣菜。従兄弟もウチと同じく夫婦のみだから、同じ物が大量にある物はマズイ。でも物によっては、お正月に人が集まったときに使えそうだと考えたりする。今年はどうか。まだまだ集まる年末年始は想像できなかった。

 ならば、夫婦で食べきれる物へと的を絞る。『自分が貰ったら嬉しいかも』をテーマに商品を見る。お菓子より惣菜の方がいい。何か1品足りない、あるいは今日は作りたくないからメインで、くらいの惣菜はないか。候補に挙げた物は、『スープストック』『仙台牛タン』『金沢おでん』

 ここで最後のふるいにかける。従兄弟は70歳を越え、奥さんはアラ還。牛タンは柔らかいだろうが、少しヘビーか?スープは好みが出るかもしれない等々を加味し『おでん』に決めた。

 私の実家は、お中元やお歳暮のやり取りがわりとあった。母は品物が届くと箱の数字を目ざとく見ては「コレは○○円だわ」などと値踏みした。だから、私も従兄弟から送られてきた箱を見たかったのだが(悲しいかなココは遺伝子のなせる技)お歳暮は私が不在のときに届き、それが冷凍品であったため、夫がすでに箱から出して冷凍庫に収まっていた。ちなみに従兄弟がくれたのは、『陳建一の中華シリーズ』だ。昨夜もエビチリと餃子を美味しくいただいた。

 贈り物を選ぶのってワクワクしませんか?贈る数が多いと選ぶのに疲れちゃうけど、ひとつやふたつなら、ちょっとした刺激になっていいものだなぁと思いました。
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