第17話 夢のお告げ?

文字数 875文字

 昨夜というか明け方というか、今朝目覚めたときの夢が何か意味あり気で、ちょっと気になっています。夢のお告げとか、夢占いとかで意味を調べてみたくなりました。

 ハッと目覚めた朝。私はよく夢を見ているような感覚はあるが、いちいち覚えていない。だが、今朝は違った。ある一部の映像がしっかりと記憶に焼き付いている。それは祖父の肖像画の夢だ。私の母方の祖父は曹洞宗の僧侶だった。位牌は実家にあり、仏壇の側には祖父の

が掲げられている。隣は妻である祖母の



 夢はこの肖像画の祖父の顔がお澄ましから笑顔になっていたことだ。当然、夢の中でも変だと思い母に知らせるという場面だった。それから少し夢が続いた記憶はあるが、内容はまるで覚えていない。ということで、早速夢占いのサイトをググってみた。

祖父が出てくる夢の意味
『笑顔なら、今のまま信じた道を突き進むべきだ』

 ちなみに、怒っていたら警告されているということらしい。投稿的にはどちらが美味しいか分かっているが、私は単純明快なアラ還主婦。事実をお伝えする以外の小技など持ち合わせていない。て、ことで『いい夢見たわ〜』とこの場で自慢したかっただけだ。しかし『信じた道』とはなんぞや。アレかな?ひょっとしてコレ?それとも全てにおいて?

 昨日、以前欲しかった物が品切れで、IKEAへ再度来店した。その道中、一方通行で迂回し、迂回した道が思った道に出ることができず、途中で工事規制にあった。運転しながら『なんか行く手を阻まれているなぁ。もしかして品物無いかも……』などと思いながら来店。予想は的中。物が無いことにガッカリするよりも『スピリチュアル的な道しるべとは、こういうことなのかも』と私なりの気づきがあった。とは言え、霊感があるわけでは無いけどね。

 地に足をつけ、現実的な物の見方ばかりしてしまう年齢になったけど、たまには捉えどころの無いような不思議な感覚も悪くないなと思う。

 肖像画は祖父が画家に依頼した物で、写真のような出来栄えです。写真での遺影が多い中、肖像画を描いてもらった経緯(いきさつ)を今度母に訊いてみようと思います。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み