第48話 シンデレラエクスプレス
文字数 2,081文字
日本中でだれも先が見通せぬ時期に近未来予測をする羽目にっ!
つまり、非常事態宣言が解かれる前に、そのあとの日本のことを書き上げたのだ。
しかしこのコロナ禍は作品の邪魔になっただけではない。作品の中でコロナの自粛は、もう一つのかつての自粛と呼応して、事態を覆い隠しミステリにするマスキングテープの役目になってくれたのだ。
ともあれ著者は日暮里舎人ライナーでとある駅に降り立った。
その駅から歩いてすぐのところの店舗の地下に、声優プロダクションの先生と、その門下生さんがレッスンをするスタジオがあった。
先生登場。男女起立して迎える。私も起立しようとして黒色白蛇さんに止められる。
先生は声優で、またベテラン音響監督。
ネイでいきます、と先生の言葉で発声練習開始。その間彼らの受けた仕事の一覧をプリントで拝見。ひいい、@@ー@@とか、@@@@@@@@ーとか、アニメに疎い私でも知ってるタイトルがゾロゾロだっ!
ネイの次はママママで発声練習。さすがみんないい声だなあ。それに本格的。