第46話 ごゔさた。

文字数 2,228文字

うむ、ごゔさたであるのだ。
ノベルデイズ、ひさしぶりだなー。あいかわらずだなー。
あのランキングハックだった210字小説もまだランキングにポロポロと残ってますね。
まあ、ああいうものは書く方も書く方なら読む方も読む方であるのだ。我々とは違う世界である。我々は我々の数は少ないが魂で響き合う、選ばれし読者との関係のために、ランキングガン無視で木鶏のように更新していくのだ。しかし読者がいる限り、楽しい木鶏生活であることは論をまたないぞ。
そうですよね。でももう2020年の夏至を過ぎちゃいましたよ。こんな今からなにやるんですか?
うむ。話は去年年末から年始にかけて、毎年やっていた鉄道模型強化合宿に巻き戻るのだ。
毎年年末年始に大洗や筑波に行ってたアレですね。今年2020年もやったんですか?
さふなり。遊び狂っておるように思われるかもしれぬが、アレは毎回小説の取材になっておった。今回も良き取材となったのである。

シンデレラ・エクスプレス 幻の蒸気機関車と秘密結社(鉄研でいず!5)(米田淳一) - カクヨム

https://kakuyomu.jp/works/1177354054896005735

うえっ、その取材した小説、カクヨムに書いちゃったんですか! よりによってライバル小説投稿サイトじゃないですか。
知ったことではないのだ。そもそもこのノベルデイズが縦書きビューを実装せぬからいかんのだ。前のトークメーカー時代は打てば響くような運営であったのだがノベルデイズになってからは若干つまらぬぞよ。
ひいい、運営さんに喧嘩売らないでください! プラットフォーマー相手に投稿者という小作人が喧嘩売って勝てるわけないじゃないですか!
今の世の中、どこを見ても何をするにもプラットフォーマーにいいようにされるだけであるぞよ。この国では息をするのも小作人扱いなのだ。YouTubeもDMMもさふなり。この21世紀はそういう壮絶な収奪の時代なり。万国の人民これすなわち小作人なのだ。その理不尽に怒り狂って中国のかつての文化大革命並みの破壊活動をする暴徒が発生するのも当然であろう。しかし彼らもまた釜の底を這いずり回っているのをほくそ笑んで見られておるのだ!
わああ、「カイジ」みたいな事言わないでください、ヒドイっ!
でもそうですよね…。特に今年は毎年出展してるJAM国際鉄道模型コンベンションもないですからね。オリンピックやるはずでビッグサイト使えないし。しかもそのオリンピックがCOVID19、新型コロナウイルスの大流行で延期になって、JAMコンベンションはいつ開催されるのかがわかんなくなった。
もともと、いろいろ揉めた挙げ句にここ数年はちょっと大きめの鉄道模型店IMONさんが運営やってるだけですわ。そのIMONさんがもうヤダ、っていったらJAMコンベンションは残念ですけど完全に終わりですわ。
あ、そだ、それなら詩音ちゃん家プレゼンツでJAMコンベンションできちゃうんじゃないかなー? 詩音ちゃんのお小遣い、月100万円単位だし、おうちの車もマイバッハプルマン8800万円だし、4億円のスーパーカー乗っといても『狭くてヤダ』っていうぐらいだったんだからー。
ええっ、そんなことございませんわ。最近もそういう大仰な車に乗るのはいかがかとおもいまして、今はエコカーを選んだのです。この車ですわ。クロアチアのEVです。
詩音ちゃん、これ……Rimac ConceptONEじゃない……。最高速度355キロ、0-100mが2.6秒、1070馬力のモンスターEVスーパーカーだよ……。
そうなのですか? この前この車にお父様といっしょに乗り、東北新幹線E5系と並走したのですが、さすがに揺れがちょっと辛くて……。
ひいい、東北新幹線と並走! どんなにスピード出したのよ! よく捕まんなかったわね。
プラモデルで時々見る、ええと、NSXでしたか。そのパトカーさんが追いかけてきたのが見えたんですが、一瞬でかき消えて。お父様がスピードを落としてしばらくしたらようやく追いついたのですが……あれはなんだったのでしょうか。
交通機動隊のNSXパトカーを振り切っちゃったなんて……。それも追尾しての速度測定できないほどのスピードだったんだねー。ひどいよー。
そうなのですか。わたくし、鉄道は大好きですが自動車のことはいまいち疎くて……。
そういう段階じゃないです、ヒドイっ。
あーあー。また何の話かわかんなくなってきてますよ!
うむ、まずこの「シンデレラエクスプレス 鉄研でいず5」の発表である。これはカクヨムで公開後、電子書籍版をBCCKSから各電子書籍書店に配信しておる。ぜひご検討いただきたい。


幻の蒸気機関車C63が実車で作られておったが、それが日本のどこかに秘匿され、それを巡って人々の人生が入り乱れるというミステリなるぞ。

やっと軌道修正。でもその話、C63をどこに隠したかっていうより、日本推理作家協会所属なのにミステリ苦手な著者さんがちゃんとミステリが書けたのかでハラハラしそうですよね。ほんと。
著者の物語力への信頼度はFランクもいいところであるからのう。我ら鉄研がいなければまともな話も書けぬかもしれぬ。
もー。著者さんをかんたんにネグレクトしちゃだめだようー。
でもその「シンデレラ・エクスプレス 鉄研でいず5」がJAM国際鉄道模型コンベンションとどう関係があるんですか?
それは次回に続くのである!!
つづきます。
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登場人物紹介

長原キラ ながはらキラ:エビコー鉄研の部長。みんなに『総裁』と呼ばれている。「さふである!」など口調がやたら特徴ある子。このエビコー鉄研を創部した張本人。『乙女のたしなみ・テツ道』を掲げて鉄道模型などテツ活動の充実に邁進中。


*総裁のびっくりヒミツ能力(順次公開)

・隠れオッドアイ。安いラノベのキャラだと思われたくないので視力は悪くないのにカラーコンタクトをはめて眼の色を合わせている。しかしこのオッドアイのその眼を見てしまうと自白させてしまう作用がある。あまりにも危険なのでそれを抑制するためにもカラーコンタクト。


 ほかにもまだまだあります。


葛城御波 かつらぎ みなみ:国語洞察力に優れたアイドル並み容姿の子。でも密かに変態。しかしイマジネーション能力は随一。


武者小路詩音 むしゃのこうじ しおん:鉄研内で、模型の腕は随一。高校入学が遅れたので、実は他のみんなより年上。鉄道・運輸工学教授の娘で、超癒し系の超お嬢様。模型テツとしての腕前も一級。

芦塚ツバメ あしづかツバメ:イラストと模型作りに優れた子。イラストの腕前は超高校級。「ヒドイっ」が口癖。

中川華子 なかがわ はなこ:鉄道趣味向けに特化した食堂『サハシ』の娘。写真撮影と料理が得意。バカにされるとすぐ反応してしまう。

鹿川カオル かぬか カオル:ダイヤ鉄。超頭脳明晰で、鉄道会社のダイヤをアルバイトで組んでしまうほどの『ダイヤ鉄』。プロ将棋棋士を目指し奨励会所属。王子と呼ばれるほどハンサムな女の子。電子回路やプログラミングが得意。


田島ミエ たじまみえ:総裁の古くからの友人。凄腕の模型テツ。鉄研のみんなと一緒に大洗などを旅行したものの、関西在住で滅多に会えない。なおかつその実像は不明。

小谷奈々 おたりなな


総裁の友人。凄腕のBトレ自動運転の模型鉄。地下アイドルをしているらしい。ウサミン星がどうとか言っていたが詳細不明。

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