第29話 いけないフィーダーライン
文字数 3,116文字
そんななかではあったがリハーサルを始めることとしたが、その前にここまでの工作である。
いよいよサザンテラスの作り込みですね。テラスの支持脚はアクリルパイプなんですね、
うっ、前後してしもうた。この事をすっかり忘れておった。
リハーサルより前に行っておったロマンスカーGSE1周年ツアーの写真である!
ツアーに同行するヤング鉄のOくんである。我々鉄研の大ファンであるのだ。
私たちもいつまでもスチャラカしてるわけにはいきませんね。ひどいっ。
これが集合してGSE1周年ツアーの起点となる小田急電鉄喜多見車両基地の入口であるのだ。
ここから中に入れるんですね。普段入れないところだから面白そうですね。
おおー。車両基地の中だ。車両もそうだけど基地の建物のディテールが興味深いですね。
参加してるのは親子が多いかな。著者さんもちゃんと結婚してたら、今頃Oくんみたいな子供がいてもおかしくないですよね。
ツアーの行路表である。箱ダイヤで書かれておるのがシブくて良いぞ。
お土産ももらえて実にサービスたっぷりのイベントである。
でもヤング鉄のOくんって、前は正直こまったことがありませんでした?
うむ、Oくんは素晴らしい成長をしておったぞ。立派な好青年になりつつあった。子供にはそういう要素があるのだ。ゆえ、それに留意し早計に判断してはならぬ。
列車は基地内を入換し、車両洗浄を終えて車内での記念撮影の後、本線に入り新宿を目指すのだ。
ステキなOくんと著者さんと職員さんの記念写真でしたけど、これはプライバシーの関係でオミットですね。
車内では交代制で前展望席の乗車体験をした。そして列車は新宿駅特急ホームに入線したのだ。
そして列車は折り返して唐木田へ向かうのだ。これは多摩川橋梁通過中の様子なり。
たしか展望ロマンスカーの多摩線入線は久しぶりですね。レアですね。
唐木田のホームで撮影大会したんだねー。方向幕もオリジナルなのがいいなあー。
運転士さんも運転席から身を乗り出しての大サービスであった!
すごーい、いつものフェンスの向こうじゃないですかー。レアだなー。
そして乗ってきた列車がわれわれを追い越して唐木田基地の奥に回送されるのだ。
ものすごいサービスぶりですわ! 小田急さんがここまでなさるなんて。
しかもこの時、去就が注目の8000形も見られたのだが、この奥の4000形にも注目であったのだ。
さふなり。ホームドア敷設のためにドアの機械を輸送する準備をしておったのだ。
大変レアなものをてんこ盛りに拝見できたのである! 実に有意義なり!
さふなり。車止めの標識灯が下の模型では柱を立ててそこに独立して立っておるのだが、ほんものはそれがないのだ。
ほんとうですわ。この柱のほうはよく模型だと引っ掛けておってしまいがちですが、本物のようにすれば柱は省略できますわね。
ヤング鉄のOくんとは新百合ヶ丘で解散である。JAMでの再会を約束して別れたのだ。
しかしまだこの日の行程は終わってはないのだ。
ミエくんとその依代・奇車製造さんとのJAM直前ミーティングがあるのだ。
なおその準備でこのようなものを事前に購入しておったのである。
ミエくんと奇車さんの好物であるからの。ミーティングのシメは目下上映中のガルパン最終章第2話の観覧、映像講話実習なのである。「乙女のたしなみ・戦車道」を学んでわが「乙女のたしなみ・テツ道」の理解を深めようということであった。
たまたま売ってたからってこんなフィギュア買ってたら軍資金なくなりますよ! ひどいっ。
そして工作もどんどん進めておった。サザンテラスもなんとか形になってきたのである。
こんな工作もしてたんですね。ラインゴルドのドームカー。でも屋根に光が回って漏れてますね。
うむ。これはアーノルド製の古い模型でのう。室内灯装備を考えてないので、屋根とドームが一体成型の透明プラになっておるのだ。ゆえ、どうがんばっても光漏れしてしまうのだ。
でもわが北急の展望車連結のオリエントエクスプレス編成に入れるには好適である。JAMでは真っ暗な中での運転ではないのでさほど目立たぬであろう。
そしてこれはワタクシ、鉄研総裁の1/150のフィギュアである。アップにするとキツイのだが。
非常識に小さい工作ですよね。これ、素体からオリジナルですもんね。
これは奇車さんや壬生くれはさんといった模型友がみんな1/150キャラクターフィギュアを作っているので触発されたのである。
またこんなものも注文した。わが「鉄研でいず!」のタペストリーである。今後きっと役に立つと思うのたのだ。
ガルパンのタペストリーを買おうとして、その前にこれを注文すべきと思うたのである。
その前に私は地元豊岡で実車合わせをしてました。もうこのタンゴエクスプローラー、寿命を迎えちゃうから……そのお別れに。
満身創痍ですわね……タンゴエクスプローラー、まさに精一杯の活躍の末ですわね。
エアブラシの使い方も教わりました! ずっと缶スプレーでやってきたんですが、いい縁でエアブラシを始める気になったんです。
ワタクシもミエくんにエアブラシの食わず嫌いは良くないと以前から言っておったのだが、全く聞き入れなかったのだ。ミエくんはそういうところ頑なであるからのう。ワタクシの力量不足であるのだが、いささかフクザツであった。
そうだったんですか、じゃないですよ。総裁もよく我慢してるなあ。私だったらキレちゃうわ。
斯様なことでキレていては命がいくつあっても足りはせぬからの。
そしてそのミエくんとの合流、七夕ミーティングの始まりである。その様子は続きにて!
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