1224

文字数 2,318文字

12:00 起床
13:00 食事 グリーンカレー、牛乳1杯
13:30 区役所へ
14:30 稼働開始
15:30 稼働終了
16:00 講義開始
21:00 講義終了
22:30 帰宅、食事の準備
23:30 日記執筆開始

 今日は学校の日。朝起きて講義まで5時間パチンコ稼働をしようと思ったが、痛恨の二度寝をかます。しょうがないので、食事を済まし、学校の準備をして家を出た。

 家を出るときにポストを見たら、区役所から一通の便り。失業した時、一時期的に受けていた住居確保給付金が再度受けられるようになったとのこと。断ろうと思い役所に出向く。

 僕はパチプロだし、他人様が必死に収めた税金をもらってまで生き延びるのは、僕の美学とは違う。しかし、なんか良く分からないが、ケースワーカーさんが必死に説得してきた。多分予算を消化しなくてはいけないのだろうか。とりあえず考えると答えを保留にし、学校近くにあるパチンコ店へ出向くため目黒へと向かう。



マクロス4 18/1k 投資 3,500円 回収 0玉
ガロ月虹  21/1k 投資 3,000円 回収 4,685玉


総投資 6,500円 回収 18,000円 収支 11,500円


 パチンコを打つ人なら、ヘソと風車上の寄り、風車の角度くらいは見ていると思う。最近の台は、へそを空けている店が多くなってきたが、それでも回らない時が多々ある。

 「まわりムラが多くて回らないな、不思議だな」と思った経験はないだろうか? 僕はほぼ毎日ある。ワープ、鎧の幅まで見ているが、思った回りではなく近似値から±2くらいになる。 

 最初に打ったマクロス4。右空けだが13mmくらいのサービス釘。最初の1,000円では25回くらいだったが、次の1,000円では10日。次は17回とムラが激しすぎた。

 ガロは2台打ったが、1台目は12.5㎜くらいのヘソで、20/1kはありそうだと思い打ち出。しかし、すぐに違和感を抱いた。道がすごい汚く、ひどい暴れ方をするのだ。500円すらも使いたくないと思い、寄りと道がキレイな並行釘に座り打ち直す。

 余り玉から打ち出すと、保留2止めをしないといけないくらい回る。続いての1,000円で25、次の1,000円で27、次の1,000円で確変がヒット。56回から回して、129回まで回ったのだ。500円の貸し玉を押したときだったから、上皿はほぼ打ち込んでいない。平均して大体21回くらいは回っていたのだ。

 多分オーバー入賞も多かったから、きちんと止め打ちをすれば24は超えていただろう。この店は114玉貸しの26玉返しだから、やばいくらいのサービス台だ。僕は何を見落としていたのかを考えた。出した仮定は「メーカーごとにマイナス調整の箇所が違っているのかもしれない」ということだ。


 例えばSANSEI。今の枠は比較的回りやすい作りだ。しかし、最初はすごい回るが、その後ボーダーー3くらいになることが多々ある。その時は道を見てみると良いかもしれない。寄りとヘソがプラスでも、道全体が山なりになっていたり、ジャンプ横の3本釘が下げられていると、道上のプラスチックに当たる頻度が高くなったり、ジャンプ釘に絡まなくなりやすい。だから、勢いが付くけど暴れるチョロ打ちだと回りやすくなるのは、そういうことじゃないだろうか。 

 次にSANKYO。ここは道からヘソまでの距離が長く、右打ちぎりぎりまでの強め打ちをして、ヘソ付近に玉が落ちていくというイメージで打つと回りやすい。しかし、ジャンプをマイナスにされると、ヘソ手前で落ちやすくなる。

 結果としてステージ依存になるからワープに通りやすいところにストロークを合わせたり、道からのステージ乗揚げで回すと良く回るイメージになる。道からの入賞が基本と考えたら、ステージはおまけだ。そのおまけをメインに据えてきているのが最近のSANKYO台の調整トレンドだ。

 だから、ジャンプ釘とヘソの上げ下げを見ておくと良いかもしれない。ジャンプ釘が下げられていたり、右に叩かれているとマイナスだ。そして、ヘソを上げられているとジャンプした玉がヘソ釘に当たりやすくなってしまうため、下げられている方が良いはずだ。

 今日は今後の稼働に活かせる新たな気づきがあった日だった。本日中に使うプレゼン資料を、講義中に作るという最低なことをしたが、結果プレゼンも通ったし、OKとしよう。というか、ちゃんとそこはやらないと行っている意味がない。


 冷静に考えたら、月曜日の朝までに5万を用意しなければいけない状況で、パチンコで増やすなんて正気の沙汰ではない。ライフラインの支払いをギャンブルで稼ぎ続けるのも、精神衛生上悪すぎる。それは最低限果たすべき義務だろ。

 結果だけ見たら残り4万になった。明日は日雇い夜勤で日払い17,000円の仕事に就けた。日曜日も日雇いの応募をしたが不採用。しかし、日曜日中に残り23,000円用意しないといけないのが現実だ。

 諦めずに日雇いを探して稼ぐか、ギャンブルをしなくてはならないのか、悩みどころである。他人から借りる選択肢はない。返す当てもないのに嘘をついて借りるなんて最低じゃないか。ここまで堕ちた僕でも、やらかしたら自分でケツを拭きたいのだ。

 この段階まで追い込んだら、奇跡や偶然ではなく、きちんと実績で稼いだ金で支払わなければならない。正月だろうが、なんだろうが関係ない。それが僕のツケなのだから。

 今日はここまで。日雇い夜勤のため、土曜日の更新はなし。日曜日も更新がなければ、日雇いをしているだろう。次の更新は月曜日の夜になる。それまで、お別れだ。

おやすみ、世界。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み