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文字数 1,915文字

13:00 起床
14:00 食事 カップちゃんぽん、バナナ、プロテイン入り牛乳、チョコドーナツ1個
15:00 出発
16:00 講義開始
21:00 講義終了
21:30 忘年会開始
23:55 忘年会終了
01:00 帰宅
01:05 日記執筆開始

 今日は学校の日。起床時にスマホを確認したら、WOLTから注文多いから稼働しませんか? という連絡がきていた。 その連絡が来たのは11:00、起きたのは13:00。稼ぎ時を逃したなと、後悔する。この時間こそドライバーも少ないし、高単価で受注できると思うけれど、ランチタイムやディナータイムの方が需要数が違うのだ。大体やっている店の数も違うしな。やはり早起きはしないとダメだ。

 学校に行き、サイトリニューアルの課題に取り組む。カンプ作成をし、講師をクライアントと見たててプレゼン。それが通ったら初めてワイヤーフレームを作って、HTMLとCSSなどの実装をしていくという流れだ。
 講義終了後は講師を交えての飲み会だ。参加人数は8人、実質の忘年会だ。初めて同卓を囲むクラスメイトもいて、級友の知らなかった一面も見れたし、バカ話も花開き、楽しい2時間を過ごせることができた。


 今日得た気づきは、飲み会で「言葉の裏を読む」という話題になったとき、そんなんずっと続けてたら疲れるし、そんなめんどい人とは付き合いたくないという意見があったことだ。なるほど一理ある。
 もうウィットに富んだ話は受けない時代なのかもしれないし、ウィット自体の形が変わったのかもしれない。しかし、それを知ろうとも思わない。会話は単語の羅列ではなく、文脈を聞いて、全容をイメージすることが基本だと教えられてきた。だからこそ、相手の受け答えで人間性が表れるのだと。

 今の若い子の会話を聞いて、定型文をやり取りしているような違和感を感じていたのは、そこなのだろう。彼らには、伝えたいことの核を自分自身が把握して、伝わるようにエンコードして誤解なく届けなくてはいけない。
 非常にめんどくさい時代になったもんだ。言葉のやりとりではなく、言葉を包装して贈答品として贈らなくてはならない世の中に、知らず知らずのうちになっていたのだ。そんなもん、スーパーの過剰包装みたいなもんだ。今の世の中、無駄をなくそうとしているのに、人との関りは過剰包装にしなくてはいけないなんて、時代に逆行している。いや、ある意味言論の自由を自ら放棄して、他人にも押し付けているまで言い切る。はっきり言ってクソだ。

 これからも僕は、無駄なく相手に届けるために、自分の思う誠意を込めて口悪く言葉を発していく。相手が傷ついても知らねぇ。傷つけない思いやりなんてないし、傷つけない本気もない。本当に相手の言葉に耳を傾けて本心を語るならば、自分の言葉で語らなければならない。そこには人生で得た来た気づきや経験が込められており、それを切り取って話しているからこそ、それなりの重みが生じる。それを受け取った相手から、話し方が怖いなんて言われた日には、マジで引っぱたいて良い?って思ってしまう。言葉の外殻で判断して、包まれている中身には目を背けることは、話してくれた相手に対して最大の侮辱じゃないか。

 他人との衝突があり、後悔があるから、初めて相手のことを考えることができる。その繰り返しで経験値が溜まっていき、自分の言葉が生まれていくのではないか。それを否定して、流行りだからとか、みんながそうしているからとかの同調圧力に負けて、自分を殺して生きるなんて、もうまっぴらなのだ。傷つけるのが怖いのなら森の奥に引きこもればいい。私はカブトムシって言いながら、樹液でも舐めながら暮らせ。


 「僕は僕の言葉で話す。それが社会に逆行していても、反乱分子だと追いやられてもかまわない。僕は自分の足で歩み、自分の言葉で語って生きる」。

そうやって再決意した日だった。


 それにしてもだ。サイト制作はやりがいがあるが、正直パチンコがしたい。依存症だと自分でも思うが、苦難や困難があるたびにパチンコに逃げて、締め切り間近になって制作物を完成させ、不完全燃焼で終わってきた過去がある。その度に自分はダメな奴だと落ち込むけれど、それで行動を改めることはしなかった。むしろ、敗北や失望といった負の感情に浸る快感に溺れていって、今日まで流れ着いている。それじゃあダメだよな。

 今回はキチンとやろう。明日はマイホのイベント日だから覗きには行くが、やれそうもなかったら課題を進めることにする。興味があるボランティア関係の動向と現状も探らないといけないし、やることは山積みだ。

 さぁ、今日はこれまで。おやすみなさい、世界。
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