０１２６
文字数 2,171文字
08:30 起床
09:00 食事 白菜と鶏むね肉のミルクスープ1杯、白米150g、チキンカツ1枚
09:30 出発
10:30 ボランティア活動開始
15:00 ボランティア活動終了
15:40 目黒駅着
16:00 講義開始
21:30 講義終了
22:45 日記執筆開始
実りのある一日。先日申し込みをしたボランティア団体に参加した。内容は悩み相談。社会的に弱さを抱えている人の悩み解決を手伝うのだ……守秘義務があるので、ここまでしか書けない。参加して思ったことは、悲しいなってことだ。相談者は社会的に孤立しているから、悩みを聞いてほしいし、解決してほしいから団体にすがる。それに団体は寄り添い、会員になってもらって会費を徴収する。金額は微々たるものだが、件数が多くなれば莫大な収入になり、組織を維持する原資にしている。慈善団体といえど、無償の善意なんてないんだと見せつけられた。
しかし、それが正しいのだろう。だから悲しい。
100％の施しは逆に怪しい。すこしでも自分の利益を差し出すことで、依頼する正当性だったり、活用しようという意欲が出る。そうやって依存をさせていくのだ。依頼者は団体を頼らないとどうしようもないし、団体は依頼者がいないと成り立たない。両者の共通利益はやはり金である。どうしても僕たちは金から逃げられないらしい定めを背負っているらしい。
この悲しい定めはは、これから連鎖的に、急速に拡大していくだろう。日本の大半の産業は前時代的なものとなっているし、世界的に新しいイノベーションが生まれない限り衰退していく一方だ。明るい未来を示してくれと言っても、その材料がないのである。
基幹産業の自動車にしても、2030年になったら全メーカーが電気自動車へとシフトする。2050年になったらガソリン車はなくなっている。じゃあ電気自動車を買えば良いと思うが、モーター交換だけで数百万するし、4年に一回は車検で大金が飛んでいく。都市に住んでいる人間にとっては自家用車はいらないかもしれないが、地方に行ったら足として必需品である。年々雇用が少なくなっている地方で、どれくらいの人間が買い替えて維持できるのだろう。大半の人間が自動車を維持するために働く羽目になるかもしれない。そうなっては本末転倒である。豊田章男社長が政府に苦言を呈していたが、海外輸出で儲けようと思っても、LCAの違いでもめているらしい。ヨーロッパ基準では、生産時にかかるクリーン電力を、原発を除いて60％を目標としている。日本は22～24％だが、その大半を原発で賄っており、原発をのぞいたら70％近くを火力発電で頼らざるを得ないそうなのだ。日本政府はプラスチックの使用量を減らそうくらいしか言っていない。どこに明るい未来があるというのだろう。
雇用も含めて、安定というフォーマットは形を変え、順応できなかったら忽ち貧者へと変わり、その中でも格差が広がっていく。しかし、鳥の目で見てみたら、誰しもが貧困者と呼ばれるだろう。これで良いのか？と問われれば。それで生活できれば良いのではないだろうか。それ以上を望むのは贅沢だと言われる時代になっているだろうから。
これからの僕たちに必要なのは生き抜く力である。どんなに惨めになっても、バカにされても、飯を食って利益を生み出さなければならない。生み出したものを他者に利益と感じてもらって買ってもらわなければいけない。今、何が一番必要なのか？ それは生み出したものを金に換えるスキルの向上だろう。具体的に言えば、制作物のキャッチーな部分を切り出して、見出しを付けて売るということだ。違いは一人でやるのかコミュニティでやるのかしかない。それを寿命を迎えるまで続けなければならない。できない人間は国のお世話になるだけだが、国だっていつ気が変わるか分からない。いわば僕らは、金と食の奴隷なのだ。ボランティアに行って再確認してしまった。
学校は特筆することは何もなかった。しいて言うなら、僕の個人製作を見たクラスメイトが「テンプレートみたい！」と、褒めてるのか褒めてないのか分からない一言があったくらいか。「頭良いんですよ、俺」とおどけてみたら「どう返したいいのか分からない」と言われた。こっちのセリフである。その後なんか悩み相談をされたが、20分聞いてみたが、結果的に何を悩んでいたのか良くわからなかった。今考えたら、ボランティアの先輩のまとめ力はスゴイ。相手の悩みを言語化できるのもスキルだな。あの人、質問を繰り返して相談者の悩みを言い当ててたけど、きっと相談者も分かっていなかった悩みの核を相談者に気づかせていたのだろう。質問一つにとっても勉強だな。
今日はサラリーマン時代を思い出すくらい活動した一日だった。久しぶりに長時間活動をして、若干の疲れと達成感が心地よい。そして新しいことを初めて学びもたくさんあった。そんな一日だった。
明日は今のところ予定はない。ランチ時にWOLTをやろうかくらいだ。あぁ、そういえばリクルートエージェントに登録したら、連絡が来たんだった。来週の月曜日に、カウンセラーとZOOM面談をすることになったから、ポートフォリオと職務経歴書等を見直さないとな。それをやろうか。
とりあえず今日はここまで。おやすみ、世界。
09:00 食事 白菜と鶏むね肉のミルクスープ1杯、白米150g、チキンカツ1枚
09:30 出発
10:30 ボランティア活動開始
15:00 ボランティア活動終了
15:40 目黒駅着
16:00 講義開始
21:30 講義終了
22:45 日記執筆開始
実りのある一日。先日申し込みをしたボランティア団体に参加した。内容は悩み相談。社会的に弱さを抱えている人の悩み解決を手伝うのだ……守秘義務があるので、ここまでしか書けない。参加して思ったことは、悲しいなってことだ。相談者は社会的に孤立しているから、悩みを聞いてほしいし、解決してほしいから団体にすがる。それに団体は寄り添い、会員になってもらって会費を徴収する。金額は微々たるものだが、件数が多くなれば莫大な収入になり、組織を維持する原資にしている。慈善団体といえど、無償の善意なんてないんだと見せつけられた。
しかし、それが正しいのだろう。だから悲しい。
100％の施しは逆に怪しい。すこしでも自分の利益を差し出すことで、依頼する正当性だったり、活用しようという意欲が出る。そうやって依存をさせていくのだ。依頼者は団体を頼らないとどうしようもないし、団体は依頼者がいないと成り立たない。両者の共通利益はやはり金である。どうしても僕たちは金から逃げられないらしい定めを背負っているらしい。
この悲しい定めはは、これから連鎖的に、急速に拡大していくだろう。日本の大半の産業は前時代的なものとなっているし、世界的に新しいイノベーションが生まれない限り衰退していく一方だ。明るい未来を示してくれと言っても、その材料がないのである。
基幹産業の自動車にしても、2030年になったら全メーカーが電気自動車へとシフトする。2050年になったらガソリン車はなくなっている。じゃあ電気自動車を買えば良いと思うが、モーター交換だけで数百万するし、4年に一回は車検で大金が飛んでいく。都市に住んでいる人間にとっては自家用車はいらないかもしれないが、地方に行ったら足として必需品である。年々雇用が少なくなっている地方で、どれくらいの人間が買い替えて維持できるのだろう。大半の人間が自動車を維持するために働く羽目になるかもしれない。そうなっては本末転倒である。豊田章男社長が政府に苦言を呈していたが、海外輸出で儲けようと思っても、LCAの違いでもめているらしい。ヨーロッパ基準では、生産時にかかるクリーン電力を、原発を除いて60％を目標としている。日本は22～24％だが、その大半を原発で賄っており、原発をのぞいたら70％近くを火力発電で頼らざるを得ないそうなのだ。日本政府はプラスチックの使用量を減らそうくらいしか言っていない。どこに明るい未来があるというのだろう。
雇用も含めて、安定というフォーマットは形を変え、順応できなかったら忽ち貧者へと変わり、その中でも格差が広がっていく。しかし、鳥の目で見てみたら、誰しもが貧困者と呼ばれるだろう。これで良いのか？と問われれば。それで生活できれば良いのではないだろうか。それ以上を望むのは贅沢だと言われる時代になっているだろうから。
これからの僕たちに必要なのは生き抜く力である。どんなに惨めになっても、バカにされても、飯を食って利益を生み出さなければならない。生み出したものを他者に利益と感じてもらって買ってもらわなければいけない。今、何が一番必要なのか？ それは生み出したものを金に換えるスキルの向上だろう。具体的に言えば、制作物のキャッチーな部分を切り出して、見出しを付けて売るということだ。違いは一人でやるのかコミュニティでやるのかしかない。それを寿命を迎えるまで続けなければならない。できない人間は国のお世話になるだけだが、国だっていつ気が変わるか分からない。いわば僕らは、金と食の奴隷なのだ。ボランティアに行って再確認してしまった。
学校は特筆することは何もなかった。しいて言うなら、僕の個人製作を見たクラスメイトが「テンプレートみたい！」と、褒めてるのか褒めてないのか分からない一言があったくらいか。「頭良いんですよ、俺」とおどけてみたら「どう返したいいのか分からない」と言われた。こっちのセリフである。その後なんか悩み相談をされたが、20分聞いてみたが、結果的に何を悩んでいたのか良くわからなかった。今考えたら、ボランティアの先輩のまとめ力はスゴイ。相手の悩みを言語化できるのもスキルだな。あの人、質問を繰り返して相談者の悩みを言い当ててたけど、きっと相談者も分かっていなかった悩みの核を相談者に気づかせていたのだろう。質問一つにとっても勉強だな。
今日はサラリーマン時代を思い出すくらい活動した一日だった。久しぶりに長時間活動をして、若干の疲れと達成感が心地よい。そして新しいことを初めて学びもたくさんあった。そんな一日だった。
明日は今のところ予定はない。ランチ時にWOLTをやろうかくらいだ。あぁ、そういえばリクルートエージェントに登録したら、連絡が来たんだった。来週の月曜日に、カウンセラーとZOOM面談をすることになったから、ポートフォリオと職務経歴書等を見直さないとな。それをやろうか。
とりあえず今日はここまで。おやすみ、世界。
