0223

文字数 2,368文字

12:00 起床
13:00 食事 白米200g、しゅうまい4個、野菜スープ、納豆
15:00 出発
16:00 講義開始
21:00 講義終了
23:00 帰宅
00:00 日記執筆開始

 いろんなドラマがあった日。家事を済ませて、食事を済ませたて、学校に向かう。良く晴れていて、まさに蒼穹。昨日寝るときに蒼穹のファフナーを見ていたからだろうか、なんかの縁があるかもしれないと理由もないけハッピーな気分になった。

 だけど新宿で嫌な気分になった。乗り換えを待っているときに、スーツケースを引いた金を持ってそうな老婆が僕の前に堂々と割り込みをしようとしてきたのだ。僕は無言で距離を詰めて割り込めなくさせなくした。彼女は不満げに僕の顔を見て、列の最後尾に向かった。年老いているというのに、なぜそこまで余裕がないのだ。僕は老人と妊婦は目の前にいたら必ず席を譲る。少し離れていても必ず声をかける。しかし、こういった自分ファーストの奴には冷遇することにしている。

 車内はガラガラ。いつもよりも会社員が少なく、空席が目立つ。そんなんだから、若者が短い脚を放り投げて座っている。ムカついたから通りがかりで蹴り上げる。なんか言ってきたが、進路妨害だと言い返したら黙った。こんなやつばかりだし、こんなやつらが凄惨な事件を起こすんだろうな。別に殺されても良いけど、そうなったら必ず殺す気で反撃すると決めている。

 目黒に向かう途中にヤフーニュースを見る。どうやら日本政府が制裁を施したそうだ。しかし内容は、独立を主張している2つの共和国に対して2つ、ロシアからのンブリン債を日本で扱わないというものだった。ロシアに対してどれだけの制裁になるのかは不明だが、我が国特有の及び腰制裁で、どうせロシアに対した被害がないようにしているのだろうな。しかし、ガスなどのエネルギー輸入が制限され、ただでさえ高い光熱費がまた上がる。それに伴って物流が途切れてしまい、再構築しなければならない。だから食材も高くなる。ただでさえ高くなる燃料費に加え、ロシアから輸入していた海産物や食材の代替を探さなければならない。物の値段が上がるけど、給料は上がらない。より高い辛抱を要求される時代になる。

 学校に着き、チームメイトと談笑しながら制作をする。みんな残り数回だというのに、何も変わらない。カリキュラムが終わった後の寂しさに目を背けているかのように思えたから、僕もジョークを交わしながら楽しんで一日を過ごした。そこで今日が天皇誕生日だと知った。曜日感覚が全くなくなったもんだ。

 仲の良い級友と一緒に帰ったが、京浜東北線で人身事故が起きて運転見合わせになった。しょうがないから南北線で四谷まで出て中央線で帰ることになった。やはり車内はガラガラだったが、若者が短い脚を懸命に組んで足の裏を人に向けていた。本当にダサいなって思うし、腰が悪いなら鍛えろと思う。呆れたが疲れていたしスルーする。

 しかし、祝日の22時に投身自殺。その人に何があったのか分からないが、これ以上生きていたくなかったのは間違いないだろう。それが生活苦なのか、国に絶望したから陛下に対して死を賭した無言の抗議をした志士だったのか…Twitterで見てみたら、遺体が行方不明らしい。なんだそれは? すごい勢いで跳ね飛ばされたのだろうか。

 どちらにせよ自分で時の刻みを止めてしまうなんて、よほどの絶望だったのだろう。いつか迎える僕の最後の姿なのかもしれない。怒りもなく、悲しみもない。あるのは現実との向き合い方を考えるだけである。所詮今の状況から抜け出すのは難しいから、自分の生き方を決めて一生懸命に築き上げていくだけだ。40迷わずというが、この歳になると残りの人生を考えてしまうのだ。しょうがない。

 帰り道でニュースを見た。ウクライナからロシアの旗が消え、非常事態宣言が発出されたらしい。これで戦争が起きなければ問題ないが、ウクライナは共和国を名乗っている東部2州の奪還に乗り出すだろう。第2のクリミアにはさせないはずだ。そうなると、東部2州にいる平和維持軍を自称するロシア軍は反撃する。そうなったら、どこかの列強がウクライナに手を貸さなければメンツが立たない。いずれにせよ崖っぷちである。

 こういったときに僕たち庶民ができることは何か?節約して好転するの待つか、それとも自暴自棄になって散るかのいずれかだ。僕みたいな底辺の人間は仕事にあぶれて生活が成り立たなくなるから、後者を選ばざるを得なくなるかもしれない。しかし、この状況は戦後の闇市と似ているかもしれない。だから生活必需品を安定供給できれば、財を成すチャンスかもしれない。簡単に言えば転売である。個人輸入よりも、国内で見つけるのが良い。オイッシックスなどがやっているB級野菜の買い付けと販売などの需要が伸びるかもしれない。

 ただ、僕は時期に何も動けない。単純に金がないのだ。こういうときに動けるのは、やはり金を持っている奴だけだろう。そういう奴はチャンスが来た時に挑めるよう、常に準備しているもんだ。パチンコばかり打っていて、その日暮らしの僕ができることは何もない。できることは準備している奴の手伝いだけだろう。できなければ生活できなくて死ぬしかない。

 僕は生活を賭けたギャンブルが好きだ。家賃を払うか、飯代を稼ぐためにギャンブルするなんて、一番燃える。しかし、そんな安いギャンブルは止めた。人生がギャンブルなのに、一日勝って20万程度のギャンブルなんてつまらない。だから、こういう歴史の転換期にすぐに動けるようにしておこうと思う。


 明日は休みだがサイト制作をしているだろう。まぁ、これは締め切りがあるからさっさと済ますことにする。

 とりあえず今日はここまで。おやすみ、世界。
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