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文字数 2,095文字

13:00 起床
14:00 食事 白米200g、おでん
15;00 稼働開始 
22:15 稼働終了

ユニコーン 12/1k      投資 2,000円 回収 0個
エヴァンゲリオン真紅 18/1k 投資 2,000円 回収 0個
蒼天の拳 天刻    17/1k 投資 5,500円 回収 0個
ポップコーン     16/1k 投資 1,500円 回収 0個
ゴジラ甘       21/1k 投資 1,500円 回収 789個
沖海5 アイマリン 18/1k   投資 1,500円 回収 838個
ワンパラ 21/1k       投資 500個  回収 1,768個
北斗の拳9 23/1k      投資 1,768個+7,500円 回収 15035個
バラマキ           投資 3,035個 8,500円
               総投資 6,092個 22,500円  
               回収金 42,500円
              収支 +20,000円

 せっかくアカウントを作成したことだし、日記的を書いていこうと思う。最後に書いたのは8月だろうか、精神科医に見捨てられ、人間関係が煩わしく思っているため、就職活動もうまくいっていない。それでもなんとかパチプロとして生きている。それくらいしか積み上げたものがなく、日々の糧を得られるものがないからだ。

 こんな生き方を、良いとか悪いとか論じるのはナンセンスだろう。生き方は人それぞれで、個々人の幸せも異なるし、ストレスなく日々の糧を得られるならば、それが天職だと思っている。ただパチプロなんてものは、生産性と将来性が全くなく、業界全体の縮小具合と緩やかな自殺だと知っている。それでも僕は、この生き方をしばらくは続けるつもりだ。誰から見ても眉を顰められる人生だけど、底に落ちた人間なりの生き方というものがあるはずだ。だとすれば、下手に這い上がろうとはせず、その階層なりの幸せを探した方が良いと思う。
 
 こう書いてはいるが、抗力意識が全くないわけではない。自分でも矛盾したことを言っていると思うが、双子座の 霊合星人(土星人+)だし、心中に2つの人格が共生しているのだろうから多めに見てほしい。
 9月からWEBクリエイターの学校に通い始っている。色々なバックボーンを背負っている人たちと交流する中で、自分自身を見つめなおそうと思ってたからだ。そこで知ったことは、僕は嫌な人間だということだ。何もない癖にマウントを取りたがるし、上手なことを言おうとする。それをしたからと言って、何を得られるのかと思うが、自然とやってしまう。それに気が付いただけでもマシなのかもしれないが、行くたびに嫌になってしまい、またパチンコに逃げてしまう。それで得られるものなんて虚しさだけだ。

 その証拠が今日の稼働だ。期待値がある台を長時間粘って、21:30分まで差玉で+になっていることがパチプロの基本なのに、まったくもってなっていない。ユニコーンとエヴァに2,000円ずつ突っ込んでみたが、道の跳ね方が悪く見切った…それは悪くない。試し打ちだけで8,000円使ったのも、ある意味で考えたら台の良し悪しを学ぶためと考えれば悪くはない。 しかし、17回しか回らない蒼天の拳に5,500円突っ込むのはバカだし、21回回るゴジラとワンパラを捨てたのはバカだ。さらに負債を取り戻すべく、北斗に座るのも自殺行為としか言いようだない。

  僕はバカだ。今日の稼働で分かったことは、すぐに冷静さを失ってしまうし、無駄な動きと投資が多すぎる。「結果が良ければ全てよし」、なんて慰めにもならない。偶然に舞い込んだ2万よりも、期待値がある台を追い続けて5万失った方がマシだ。

 だからこそ日記を書こうと思ったんだ。その日の気づきと戒め、明日やる行動を細かに決めて、きちんと誠実に生きようと思う。そして、できれば、またライターとして活動したい。今度はサイトも作れて、動画も作れるライターとして活動したい。ここは、1つづつ自分を理解する自己分析の場所としていこうと思う。

 さて、明日の僕の行動は…

08:30 起床
09:00 朝食後に準備
10:00 稼働開始(阿佐ヶ谷、最低でも21回の台を探す)
21:30 稼働終了
23:00 日記執筆

 こういうスケジュールだ。今月はボーナス時期で厳しい調整の店が多い。平日なんて打てたものじゃないが、逆に稼働が上がる土日祝の方が開いている場合が多い。それに賭けてみる。もっとも、明日行く店は常連にイベント告知はするものの、通年ヘソ釘が並行の店なのだが…傾きで調整してくる店なので、かなりプロご用達の店だと思う。もしも、打てそうな台がなければ帰宅だ。少し人生について考え事をしようと思っている。

 僕の人生なんて終わっている。犯罪者予備軍と思われていてもおかしくない人間だ。終わっているからこそ、無力という名の快感があるのだ。そいつに「それでも!」と吐き捨て、できるだけ抗ってみるんだ。 

 今日はこれで終わり。おやすみなさい、世界。
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