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文字数 1,562文字

12:30 起床
13:20 整体
14:00 食事 納豆ライス200g 白菜とひき肉と卵の中華スープ
15:00 学校へ移動
16:00 講義開始
21:00 講義終了
23:00 帰宅。昼と同じメニューで食事。
00:00 日記執筆開始。



 今日は学校の日。学校に行く前に整骨院に行き、施術を受ける。2年通っているから、先生たち全員と仲が良い。今日は院長先生が直々に施術してくれた。身長185㎝、体重100㎏くらいありそうな大男だが、実にユーモラスで、しっかりとした技術もある信頼できる人だ。

 コロナ陽性で隔離中にも関わらず、女とあったり、サッカー観戦をしてニュースになっている男女の話を振ったら非常に激怒していた。そりゃそうだ。今の状況で、彼らサービス業の人たちは、命がけで仕事をしている。中にはワクチンを打ちたくなかったけど、仕事のために打った人もいるかもしれないし、コロナを持っている患者を施術しているかもしれない。もしも、そんな人が来て、他の患者の人やスタッフが集団感染した日には営業停止をせざるを得ない。そんな社会情勢の中、意識が低い行動をしている人は、やはり非難の的になるだろう。


 整体が終わり、家に帰って食事をした後は、学校に行った。サイトリニューアルの練習で、ひたすら手を動かして、休憩時間は同級生たちとバカ話をしている内に5時間が終わった。今日も先生は「みんな誘って忘年会をやろう」と言ってきた。実に意識が低いと思ったが、僕は美味いものが食べたいし、交流を深めたいから行くことにする。所詮、僕はダメな奴だ。

 しかし、そんな僕でも感傷的になる。12月になると毎年だ。この季節になると、やはり1年間を振り返ってしまうし、もっと昔のことも考えてしまう。みんなそうかもしれないけど、反省して来年に活かせるほどの核を見いだせているのだろうか。そんなことを思って、学校が終わってダラダラしているときに隣の同級生に聞いてみた。

 「私、母を亡くしたんです。今年も来年も変わらないよ」。

 僕は「あぁ、そうなんですね。じゃあしばらく、粛々と過ごすしかないですね」としか言えなかった。僕は彼女を傷つけなかっただろうか? なんて言葉が正解だったのだろうか。この歳になっても分からないが、彼女は彼女の人生が続いていくし、それは僕も同じだ。だからこそ、どんな場面でも心を込めた言葉で接していきたい。じゃないと、僕がブレてしまう気がするから。

 学校と家の最寄り駅には、忘年会帰りの人たちが、口々に今年のお礼と来年も変わらぬ付き合いを口にしていた。それを耳にし、そんなことを言える人が周りからいなくなったことに気が付く。失ってから在りし日を思うなんて馬鹿らしい話だ。孤独な生き方を選んだのは僕だ。しかし、あの頃僕と同じ歩調で歩んでくれた友人たちは、今頃何をしているのだろうか。幸せなのだろうか? それとも隣の車両にて、疲れ果てた体をぶら下げて、下を向いて黙って座っていたのだろうか? どこかに行っちまったあの頃の僕は、今頃なにをしているのだろう。何を見て、何を聞いて、どこに向かってるのだろうか。今の僕は僕になって、39年と半年が過ぎたよ。そっちはどうだい、楽しくやってるかい? そうだろうね。

  そんなこんなで今日も終わった。反省は人の立場になって考えようと思った。そんなことをしなくても生きてはいけると思うけど、どうせなら僕と出会った人には、少しでも僕といた意味があってほしい。だから、明日は休みだけど、僕が人に何ができるかを考えてみよう。どうせパチンコは行くだけ嫌になる調整だろうし。そう言えば、学校に行く途中にビックイシューを買ったから読もう。今日行こうと思っていた銭湯にも行ってないし、行ってみよう。

 今日はこれまで。 おやすみ、世界。 
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