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文字数 1,636文字

17:00 起床
17:30 食事 プロテイン牛乳1杯
18:00 フードデリバリー稼働開始
20:00 稼働終了
21:00 帰宅
22:00 食事 味噌汁 白米200g ひき肉と野菜の和風炒め
23:00 学校課題(写真加工、ワイヤーフレーム作成)
28:00 日記執筆開始

 ぐっすり眠れた日。自律神経をどうやって回復しようか悩んでいるほどの、ひどい夜型生活だ。明日から学校だというのに、どうしたもんか。というか、明日はいろいろやることがあるから、9時に起きなければならないのに、こんな時間に日記を書いている。まぁ書こう。

 今日もフードデリバリーをした。キャンペーン最終日だし稼げる分だけ稼いでおこうという算段だ。行った件数は5件。稼げたのは5000円。時給で言えば2500円になった。本当は6件以上いけたのだが、バッテリーがなくなってしまった。

 稼働地域は世田谷や渋谷がメイン。特に下北沢が多かった。望んではいなかったのだが、一件目に笹塚を取ったことが原因だった。世田谷、渋谷は稼げるが、可能ならば行きたくない地域である。坂が多くて体がしんどいだけでなく、住宅が入り込んでいてb所の特定が難しい地域だからだ。その点、中野、新宿、荻久保あたりは土地勘があるというのもあるが、区分けがきれいな気がして好きだ。

 久しぶりに下北沢に行ったが、あそこは行くたびに変わっている気がする。10代のころに良く行っていときの印象が強いせいなのだが、とにかくキレイになってしまった。クソやすい胡散臭い古着屋や、ライブハウス帰りのロックンローラーみたいな奴らは、どこに行ったのだろう。小汚い街で夢追い人が多いギラギラした街だったのに。

 そんな街で稼働をしたが、とにかく1km範囲の配達が多かっただけじゃなく、スタバやマックなどのファーストフードばかり届けていた。僕にとってはありがたいが、そんな距離ならモバイル注文して取りに行けば良いのになって思う。

 今日はなんで鳴ったんだろうか? そんな強い割引キャンペーンもやっていなかったのに、ひっきりなしに鳴った。スーパーが時短営業をしているのもあるが、それは昨日も同じである。明日から仕事の人が多かったから、最後の休み気分を味わいたかったのだろうか。あるいは帰省していて戻ったから、料理を作るのがめんどくさかったのだろうか。フードデリバリーを頼む人の心理を考えるのも面白いものだ。

 ひとつ知っているのは、女性がドカ食いするときはフードデリバリーを頼むことが多い。大ぴらっに買い込んだり、店で食いまくったりするのは恥ずかしいのだろう。その点、フードデリバリーなら名前を伏せてクレジットカードで注文し、玄関前に置いてもらえばよい。誰にも気兼ねなくドカ食いができるというわけだ。本当にうまいビジネスだ。僕としたら客をストーキングしたり、ナンパしたりはしないが、住所と建物名だけは絶対に間違えないでいただきたい。僕らは行った件数で報酬が変わるから、家を探したり客に連絡したりするだけで収入を得る機会が大いに減るのだ。本当にストレスが溜まるから、マジで勘弁してもらいたい。

 
 今の時期はフードデリバリーはありだ。オミクロンの蔓延も広がってきているし、また巣籠が始まるだろう。そうなったら、またフードデリバリーの注文が増える。配達員も増えるだろうから競争が激化するが、需要が広がれば僕らにとっては良いことがあるだろう(ウーバーイーツは除く)。


 とりあえずフードデリバリーをメインにしつつ、単発のバイトを入れていくことが増えそうだ。問題はスマホの充電だ。充電が持てば3時間で6,000円以上は稼げるようになる。モバイルバッテリーを買い替えなければ、5件以上の稼働は厳しそうだ。なので転送速度が速くて容量が大きいモバイルバッテリーを探そう。


 さぁ、寝よう。早起きをしないといけないから、風呂は目覚まし代わりに起きたときに入ることにする。

 今日はこれで終わり。おやすみ、世界。
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