第7話
文字数 205文字
私は自室で着替え、かわいい甥に癒されようと思い、彼が向かったリビングへと出てきた。
甥はというと、着替えている合間に最近覚えた手順でコーヒーの準備をしてくれていた。
その光景をみて、なんだかようやくまだ「生きている」という実感が湧いてきた。
「ありがとう。」
そう伝えると笑顔を残して、私が帰るまでしていたタブレット使った勉強を再開したようだ。
せめて甥の前では暗い顔できない。
コーヒーを飲み、部屋を見渡しながら思った。
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