第28話 役人と税金

文字数 269文字

 アメリカの上院議員は百人である。
 本邦は、ご存知の通りの人数である。
 単純比較でも二倍以上、国の身の丈考えれば、十倍位多い訳だ。
 当然それに比例して役人も多いのだろうとは、容易に想像ができる。
 だから税金が江戸時代と同じ位高い。

 現在、国民の負担は北欧諸国並みである。
 しかし相応の福祉やサービスは、受けられない。
 税が無駄金として消え、それでも民衆は大人しく、弱いものから黙って死んでいく。
 納めた税金がどこに消えているのかは明白である。
 役所のポストは、まだ増える。
 裏金を溜め込む政治家どもが、それを美しい国と褒めたくなるわけだ。
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