第11話 灰色の土地

文字数 174文字

 本邦のGDPの世界に占める割合が18%近くあったことが、一瞬の間だがあった。今は4.2%らしい。これは明治の初めころの数字と変わらないという。この数字は今後さらに下がっていく。人口が減り、年寄が増えるのだから当然だ。その分移民が増えていく。
 収奪のための、パンとサーカスが与えられて、刹那的笑いだけがこぼれる灰色の土地が更に拡がっていくのだろう。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み