第4話 こころなし

文字数 169文字

 心なしと見ゆるものも
 よき一言はいふものなり

 随筆の大家は、中世にそう言った。
 筆者などは勿論その心なしと見ゆるものの一員であるので、精々偶にはいい事を言えるようにこれを書いているわけだ。
 しかし改めて、こころなしと見ゆるものと人に言われてみると、う〜んそうか、と思うところがある。
 それが、いい随筆というものなのかもしれないわけだが。
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