第4話

文字数 119文字


 在るだけの自分に、どうやらこうしたうぶい感情が追ってきていることに、

 僕は自分が在る場所に確かに見える形で存在していることを次第に自覚してきた。

 そのことを不安だとか、

 幸せだとか言う前に、

 僕は気の遠くなる前後を感情抜きに眺めていた。
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