第42話 生き物万歳

文字数 815文字

 立冬も過ぎ、さすがに半袖で過ごす人は少ないでしょう。(沖縄辺りの人は別)たまに20℃を上回る日があったとしても、庭の木はいつもと同じ黄葉を見せてくれています。

 毎日『こんなことがあって……』とお伝えしているわけだが、今日のはまとまりが無いことをアレコレ。昨夜、寝る前にふと階段の踊り場の窓に目をやると、フトシがいた。コレだけ書くと何だがホラーっぽいが、フトシは我が家に住み着いて数年のヤモリだ。尻尾の付け根に特徴があるので間違いない。

「えー! 11月だよ。何で出てきたの?冬眠始めたんじゃないの? 」

もしかしたら、今日、夫に話しかけるよりも多い言葉数だったかもしれん。まあそこはいい。フトシは尻尾を何者かに喰われるようなお間抜けさん。だから尻尾が生えてくるまでは、超わかりやすかった。好物の虫もいなくなった窓に張り付き何をしていたんだ?寝ボケて出てくるなんて、フトシは裏切らない。

 リビングの窓は結露しないようにと二重ガラス。窓枠が木で出来ているので、木の収縮のせいか、ガラスをはめ込む仕様のせいか、ガラスと木枠の間に隙間がある。そこに小さな虫がたまに入る。入った虫たちは自力で出ることもあるが、いつまでたっても標本のように留まるヤツもいる。少し前から、いる。1㎝ほどの蜘蛛。窓の下の方。だが、隙間は上しか無い。少しガラスを叩いて動かしてみた。

トントン、トントン……

ササササー(擬音)と上に向かって動いた。15㎝ほど。その後も何度かやってみたが、危害を加えられないと悟ったのか、怖がる気配無し。下の方で今日も生きてる。リアル版、蜘蛛の糸。

 洗濯物干し場に、またもウ○コ発見。(以前に投稿有り)目星の付く形状。しかも1ヶ所集中。どうやらわずかな軒下に羽を休めてはハバカリにしている(スズメ)たちがいるようだ。(ツバメ)よりも雀に愛される我が家。ゴムのヘビでも置いてやろうか。糞害は許せない私。

書き終わったら、なんとなくまとまりましたね。生き物で。
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