第61話 ちょっとした怒り

文字数 941文字

 先日、お気に入りの旅系ユーチューバーが嫌いになりました。理由は単純。ぞんざいな言葉遣いに腹が立ったからです。でも旅先の景色に罪はないし……見たいんだけど……葛藤してます。

 見るようになったきっかけは、同じ県民だったから。決して容姿が気に入って見ていたわけではない。むしろ痩せれば、もっと視聴者が増えるのにと思っていたくらいだ。だが、そんなことはどうでもいい。私の趣味である旅の解説をしてくれれば満足だ。嫌になった途端にサムネイルに映るその人の体型が、ただのデブに見えた。

 数日前のライブ配信は、旅の途中で疲れを押してのことだった。あまりにもいい加減な返答で、がっかりを通り越し腹が立って途中で消すほどだった。本人をあまりよく知らない人からのコメントの返事に

「見ていればわかること」

「ほら、そういう風に言ってくるでしょ」

 私には半ばキレ気味の言い方に聞こえた。決してアンチコメントではないのに。知りたい故でのコメントなのに。疲れていても、それはダメだ。貴方は何様?

 ほとんどのユーチューバーは、テレビ業界のようなスポンサー絡みのあれこれがないため、好き勝手に動画配信をしているように見える。私はその作り込まない映像が良くて見ているが、耳障りな発言は違うと思う。この人以外にも言動が気になり見なくなった人がいる。

 素人が芸能人のように画面に登場するYouTube。誰もが簡単に芸能人みたいにできるツール。最近、それら素人の言動が暴走しているように思える。誰も注意してくれない。炎上するまで気づかない。その発言、その態度、大丈夫?芸能人のように誰かが守ってくれるのは、事務所に所属している人だけ。大半のユーチューバーが自主規制をしない限り、言葉の無法地帯で活動していることになる。まあ、私1人が見なくなったところで、どうってことないだろうけどね。新たなお気に入りのを見つければいいだけのことだ。

 今日はどうでもいい日常の怒りをお伝えしました。ぶつける相手を探していたら「あ、ココに書けばいいじゃん」と思いスッキリ。読んでいただき、ありがとうございます。

お知らせ
お話の数がいっぱいになりました。テーマは同じですが、明日から表紙とタイトルを変えてお目にかかります。どうぞ宜しくお願いします。




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