第57話 バーミキュラ

文字数 891文字

 先日、久しぶりに同郷の友、TさんとKちゃんに会いました。ふたりとも車で30分ほど離れた距離に住んでいて、コロナ禍前は定期的にランチや遠出をしていました。

 この日はKちゃん宅に集合し、気になるお店へ行ったあと、Kちゃん宅でランチとなった。ランチのメニューは手作りカレー。ただのカレーじゃない。『バーミキュラ』のライスポットという電気鍋で作る無水カレーだ。食材を入れてスイッチオン。1時間ほどかかるので、その間に気になるお店へ。

 お店は、Kちゃん宅から車で10分ほどのベーカリー。バーミキュラの鍋で作ったパンを売っている新店舗だ。カレーに合うパンとおやつにできる甘いパン、そしてキッシュなどを買い1,500円弱。いいお値段。今どきなお洒落空間のその店は、運河沿いにあった。天気は良くなかったが、常設のテラスでいただいたハーブティと景色で気分は上々。

 運河沿いにはコーヒー豆の専門店もあり、立ち寄る。生豆を選んで、5分ほどで焙煎してくれると言う。酸味が少ないオリジナルブレンドを200g買った。200gの豆は焙煎して180gになった。ふーん、水分が20gもあったんだ。少し知識を貰った気になった。待っている間『今月のコーヒー』とやらをカウンターでいただく。目の前でクルクルとお湯を回し入れコーヒーの泡が綺麗に立ったのをガン見していた私に「挽きたての豆ほど、よく膨らむんですよ」と教えてくれた。ふーん。ウチのが膨らまないのは私のテクニックだけではないとわかった。

 1時間なんてあっという間。仕込んだカレーが出来ている時間を過ぎたのでKちゃん宅へ。蓋、オープン!水を入れてないのに、あらあら不思議。カレールーを入れる手前の状態まで出来ていた。お味は?もちろん美味しかったが、カレーはカレー。お察しいただければ……

 バーミキュラの宣伝のような、今日の内容。違うの。大人の皆さま。文明の利器を嫌煙してはいけません。上手く利用して、興味を持って楽しく生きましょう!という気持ちで書いたの。
ところで……なぜKちゃんちにバーミキュラがあるのか、そしてなぜバーミキュラなのか。それは、明日お話します。
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